インフォメーション
NFL JAPAN との協力協定について
2007/07/25
関西学院大学アメリカンフットボール部とNFL(ナショナル・フットボール・リーグ/米国プロフットボールリーグ)の日本組織NFL JAPANはこのほど、日本においてアメリカンフットボールとその基底にある米国文化への理解を深めることを共通の目標とし、地域貢献、選手育成などで相互協力する協定を結びました。協定の概要は以下のとおりです。
■フットボールを通じた地域貢献
関西学院大学アメリカンフットボール部は今年から、地域貢献活動の一環として、フラッグフットボール、タッチフットボールの普及・指導に当たっている。NFL JAPANはこれらの活動に対し、ボール、フラッグ、ビブレなどの用具の提供等で協力する。
(1)今春から西宮市内の二つの小学校で、児童にフラッグフットボールを指導
(2)今年5月、中高年の地域住民を対象としたタッチフットボールクラブ「シニア・ファイターズ」を設立
(3)今年7月、兵庫県内の小学生を対象としたタッチフットボールクラブ「上ヶ原ブルーナイツ」を設立
■選手育成面での協力~関学生のNFL挑戦を支援
NFLが推進するIPD(外国人選手育成)プログラムの一環として、日本人NFL選手の誕生を目指した「NFL選手育成コース」を両者で推進する。NFLで通用する技術と英語能力の養成に向け独自の教育プログラムを提供、2007年度から適用する。対象は関西学院大学に在籍する学生で、定員は全学年で最大4名とする。NFL JAPANと関西学院大学アメリカンフットボール部が協議して新入生および在学生から対象者を定める。該当者がいない場合は、その学年は欠員とする。プログラムの内容は以下のとおり。
①高度なフットボール技術の修得
アメリカンフットボール部における練習、試合、ミーティングなどを通じて国内最高レベルの知識・技術・戦術を身につける。
②トレーニングによる体力・運動能力の向上
アメリカンフットボール部のトレーニングプログラムを通じて、NFLに挑戦するために必要な最低限の体力・運動能力を身につける。
③英語コミュニケーション能力の向上
フットボール用語なども含めた英語コミュニケーション能力向上プログラムを関西学院大学アメリカンフットボール部と提携する株式会社ECCが共同で開発し、対象選手に提供する。プログラムの費用は両者で負担する。
④海外プログラム
米国で専門的なトレーニング施設を利用したトレーニングプログラムに参加しながら現地で生活し、異文化を体験して理解を深める。それ以外にも現在、NFLとNFL JAPANがIPDプログラム(注*)の新たなプログラムを検討中。
なお、初年度の対象者として関西学院大学商学部1年の松原弘樹(WR、箕面自由学園高校出身)が決定した。
*インターナショナル・プレーヤー・デベロップメント(IPD)
NFLは日本人初のNFL選手誕生を目的とした複合的プログラム、IPD(International Player Development)を2004年秋に開始した。IPDでは主に高校生や大学生までの10代から20代前半を中心とした若年層の中から、NFLでプレーし得る潜在能力を持つ選手を発掘し、その選手たちにフットボールの技術面と英語教育の両面で支援し、NFLへの挑戦に向けた育成を行う。選手の選定は、日本に長期滞在する米国人コーチのスカウティングを基に実施している。
またフットボールの裾野を広げるため、高校生やその指導者を対象にしたクリニックを実施。基礎技術の習得やメンタル面での指導、コーチングの基礎や戦術論などをレクチャーしている。そのほか、マーケティングやプロモーション面でも力を発揮し、国内の各団体と協力しながら日本フットボール界全体の活性化に貢献している。
【ご参考】教育・研究面での連携について
上記の協力協定とは別に、関西学院大学とNFL JAPANは8月、教育・研究面などで連携する協定を締結しました。同大で今年度春学期に開講した総合コース「スポーツマネジメント最前線」(2単位、全学開講)に、町田光・NFL JAPAN代表を講師に招くなど、両者の連携はすでに進んでいます。次年度以降は、新設の人間福祉学部(2008年4月開設)社会起業学科の専門科目「スポーツ経営学」や、大学院経営戦略研究科経営戦略専攻(ビジネススクール)の授業にも講師の派遣を検討しています。
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