PLAYER ~ Posion紹介

 アメリカンフットボールは攻撃と守備に分かれて相手の陣地に攻め合うスポーツです。プレーヤーには様々なポジションがあり、ポジションごとに役割が明確に分かれています。試合中は交代が自由で、自身の強みを活かして試合に出場し活躍することができます。

 

 

■Offensive Lineman

~誇り高き重戦車たち~
 オフェンスの要となるポジションで、センター1人、ガード2人、タックル2人の5人からなるユニットです。自らの身体を犠牲にしてディフェンスをブロックし、ランプレーではRBの走路を切り拓き、パスプレーではパスを投げるQBを守ります。ボールを持つことはありませんが、賢く強いブロックがオフェンスの核となる、綿密なサインやルールがある奥深いポジションです。華やかなロングパスや独走タッチダウンの陰には彼らの身体を張ったブロックがあるのです。

 

■Tight End

~攻撃の鍵を握るジョーカー~
  OLの端に位置し、パスプレーではレシーバーとしてキャッチを決め、ランプレーではOL並みの強力なブロッカーとなります。スピード、パワー、パスキャッチ能力を高いレベルで要求される、オフェンスのオールラウンダーであり、戦術理解力にも優れ、キーマンとしてオフェンスを率いる存在です。

 

■Running Back

~駆け抜ける蒼き弾丸~

 観客の期待、チームの想い、チームの勝敗、それら全てを一身に背負い、ボールをエンドゾーンまで運ぶ、それがランニングバックの唯一無二の使命です。しかし、ただボールを持って走るだけではエンドゾーンに辿りつく事は出来ません。ディフェンスの働きを見極める洞察力、瞬時に相手のタックルをかわすクイックネス、一度のタックルで倒れないハートといった、様々な能力が求められるポジション、それがランニングバックなのです。
 




 

■Quarterback

~Cool&Cleverの真髄~

 オフェンスの司令塔であるQB。肩の強さとパスの正確なコントロールに加え、強力なリーダーシップとディフェンスを的確に読む頭脳、さらには一瞬の判断力など様々な能力が要求されます。いざという時には自身が走ることもあり、また、チームメイトに作戦を指示する賢さも必要なため、「心・技・体・知」が揃って初めてエースと認められる、最も習得の難しいポジションです。

 


■Wide Receiver

~華麗なる空中戦の主役~

 QBからのパスをキャッチするスペシャリストであり、空中戦の主役です。相手ディフェンスのマークを振り切るスピードはもちろん、空中戦を制するジャンプ力と確実なキャッチ力、さらには正確にパスルートを走る能力も必要とされます。地上戦においてもDBに当たり負けないフィジカルでRBの独走ルートを切り拓きます。WRが相手ディフェンスを振り切り、ロングパスレシーブを決めるシーンはまさに鳥肌もの。「捕って当たり前」そんな重圧さえも自らの糧として挑み続けます。



 

■Defensive Lineman

~最前線のクラッシャー~

 相手OLが作り上げた頑強な壁を突破し、QBに襲い掛かる。それが彼らの誇りであり、存在意義です。常に相手に脅威を与え続け、モメンタム(流れ)を味方に引き寄せることの出来る猛者の集まり、それがDLです。


 

■Linebacker

~電光石火のハンター~

 LBはディフェンスラインとディフェンスバックの間に位置し、相手オフェンスの繰り出すプレー全てに絡んでいくポジション。ランプレー時はブロッカーをかいくぐったり跳ねのけたりして、ボールを持ったRBにいち早く辿り着き猛烈なタックルを見舞います。そしてパスプレー時にはパスカバーに加勢し、インターセプトを狙います。ディフェンスの作戦を伝え、相手オフェンスの体型によってアジャストを指示するLBは、ディフェンスのリーダーといわれる存在です。


 

 

 

■Defensive Back

~最後尾の機動戦士~
 相手QBが放ったパスを味方DBがインターセプトする瞬間は、客席、ベンチが最も盛り上がる瞬間です。チームスポーツでありながら常にWRとの一対一の勝負を展開し、WRとの競り合いに勝つフィジカルとチーム最速レベルの俊足が求められるポジションです。最後尾を死守することが彼らに課せられた使命です。


 

Kicker / Punter

~孤高の職人部隊~
 一本のキック、一発のパント。それらを成功させることが、彼らの唯一にして最大の使命です。逆に言えば、一本のキックで2万人の大観衆を歓喜に導くことが出来るポジションです。陣取り合戦と称されるアメリカンフットボールにおいて、一本のキック、パントがゲームの展開を左右し、彼らの存在が勝敗に直結します。