主務ブログ2024 2009/3
「日本一にふさわしい行動」をする集団を目指して
投稿日時:2009/03/31(火) 01:15
スギの次はヒノキですか…。さらに、黄砂のおまけ付き…。鼻水・目のかゆみetc...もう勘弁して下さい。こんにちは、主務の三井です。
さて、3月30日(月曜日)に2009年度の部則をチームに発表しました。今年は、例年以上に厳しくなったと感じる下級生もいることでしょう。確かに、部則を破ったときにはそれなりの責任を取ってもらうようにしました。しかし、FIGHTERSの部則は、超一流を目指す者なら、本来、当然に、自ら戒めなければならないことを明文化したものです。つまり、日本一にふさわしい行動とは何かを示したものです。故に、わざわざ部則として示さなくとも、できているのが当たり前なのです。したがって、それを破った者にはそれなりの責任を取ってもらうように決めました。それを厳しいと感じているようでは、到底日本一になんてなれません。
しかしながら、厳しい責任の取り方を設けなければ守れないのも、また、現実です。監督も筋力トレーニングに関して頻繁に同様のことを口にしていますが、これは恥ずかしいことだと感じます。 “わざわざ罰を決められなければできない、守れない”ではダメなのです。これでは、「人に言われるからそうしよう」というのとなんら変わりません。超一流を目指すということはどういうことなのか、そのために何が必要なのかを自ら考え、行動した結果として、部則で決められていることをきちんとできたり、トレーニングをちゃんとしたりでなければ意味がありません。縛られてやっているうちは二流です。
今年中には“部則”という縛りをなくしても、全員が「日本一にふさわしい行動」をとれるような超一流の集団にします。今はまだまだ、日本一にふさわしくない行動が目につきます。しかし、それを上級生が厳しく指導、注意し、その深意を説くことで下級生を変えていかなければなりません。
監督が下級生の面談の際に必ず聞く質問があります。「厳しい先輩誰?そんな奴、おった?」。来年はこの質問に対して「去年の4年生全員です。」と言わせるような取り組みをしていきます。もちろん、初めから「厳しいって言われたんねん」と思って取り組むのではありません。そういわれるのは、あくまでも我々が日本一になるために本気で取り組んだ結果として、です。本気で日本一になりたいと想えば、自然と厳しく要求でき、結果として「あの人は厳しかった」となるのです。
4月1日から全体練習が始まります。プレーのことに関しても、日常生活に関しても、厳しく要求していきます。
厳しい、厳しいと連呼していますが、その本質については次回にさせていただいて、今回はこのあたりで失礼いたします。
さて、3月30日(月曜日)に2009年度の部則をチームに発表しました。今年は、例年以上に厳しくなったと感じる下級生もいることでしょう。確かに、部則を破ったときにはそれなりの責任を取ってもらうようにしました。しかし、FIGHTERSの部則は、超一流を目指す者なら、本来、当然に、自ら戒めなければならないことを明文化したものです。つまり、日本一にふさわしい行動とは何かを示したものです。故に、わざわざ部則として示さなくとも、できているのが当たり前なのです。したがって、それを破った者にはそれなりの責任を取ってもらうように決めました。それを厳しいと感じているようでは、到底日本一になんてなれません。
しかしながら、厳しい責任の取り方を設けなければ守れないのも、また、現実です。監督も筋力トレーニングに関して頻繁に同様のことを口にしていますが、これは恥ずかしいことだと感じます。 “わざわざ罰を決められなければできない、守れない”ではダメなのです。これでは、「人に言われるからそうしよう」というのとなんら変わりません。超一流を目指すということはどういうことなのか、そのために何が必要なのかを自ら考え、行動した結果として、部則で決められていることをきちんとできたり、トレーニングをちゃんとしたりでなければ意味がありません。縛られてやっているうちは二流です。
今年中には“部則”という縛りをなくしても、全員が「日本一にふさわしい行動」をとれるような超一流の集団にします。今はまだまだ、日本一にふさわしくない行動が目につきます。しかし、それを上級生が厳しく指導、注意し、その深意を説くことで下級生を変えていかなければなりません。
監督が下級生の面談の際に必ず聞く質問があります。「厳しい先輩誰?そんな奴、おった?」。来年はこの質問に対して「去年の4年生全員です。」と言わせるような取り組みをしていきます。もちろん、初めから「厳しいって言われたんねん」と思って取り組むのではありません。そういわれるのは、あくまでも我々が日本一になるために本気で取り組んだ結果として、です。本気で日本一になりたいと想えば、自然と厳しく要求でき、結果として「あの人は厳しかった」となるのです。
4月1日から全体練習が始まります。プレーのことに関しても、日常生活に関しても、厳しく要求していきます。
厳しい、厳しいと連呼していますが、その本質については次回にさせていただいて、今回はこのあたりで失礼いたします。
“一人ひとりが立命に勝って日本一”,“Stay hungry, stay foolish”
投稿日時:2009/03/16(月) 23:57
花粉達が、我が物顔で飛び回り、猛威を奮っております。花粉症の私としては、辛い日々が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?本音を申しますと、日本中の皆さんに、一度はこの苦しみを体験していただきたいとも思ってしまいます。こんにちは、主務の三井です。
さて、ようやくスローガンと目標が決定いたしました。目標は“一人ひとりが立命に勝って日本一”、スローガンは“Stay hungry, stay foolish”です。
これらには、様々な意味と想いをこめています。“一人ひとりが”という部分には、200人近い部員一人ひとりが当事者であり、全員がその責任と自覚を持って取り組もう、幹部だけでも、4年生だけでもなく、全員が取り組もう、という想いが込められています。200人もいると、一人ひとりの責任が見えにくくなりがちです。しかし、確実に一人ひとりが当事者として、その責任を負っています。責任が見えやすいか見えにくいかの違いはありますが、その責任に大小はありません。どれも大切で、それら全てがまっとうされなければ、チームが勝つことはありません。また、自分の責任(たとえそれが見えにくいものであっても)を放棄していては、人として成長することはできません。
また、“日本一”とせず、あえて“立命に勝って日本一”としたのは、最終的に目指す場所は日本一であるとした上で、立命という最大の好敵手の存在を常に意識し続けるためです。まずは立命を超えなければ、日本一には絶対にたどりつけません。
さらに、“勝って”という部分には、アメフトのスキルや試合だけで勝つのではなく、人間的な部分でも勝つという意味です。鳥内監督もたびたび口にされますが、FIGHTERSは“一人前の人間”を育成する集団でもあります。我々がFIGHTERSである限り、「アメフトで勝てれば、他はどうでもいい」ではないのです。
スローガンについても触れておきたいと思います。“Stay hungry, stay foolish”はAPPLE社の創始者であるスティーブ・ジョブス氏が米国スタンフォード大学の卒業式で卒業生へ向けた演説の中で口にした言葉です。Stewart Brandが著した“Whole Earth Catalog”というGoogle文庫版ともいえる書物の最終号(“Whole Earth Epilog”)の裏表紙に掲載されていた言葉だそうです。
直訳すると“常にハングリーであれ、常にバカであれ”ですが、我々なりに意訳し、“固定概念や常識にとらわれず、常に貪欲に、泥臭く、成長し続けろ”という意味でスローガンに設定いたしました。
昨年までのやり方を踏襲すべき点もありますが、今年はそれだけでは、確実に勝てません。今までの当たり前や固定概念を超えて、新たなことに挑戦しなければならないと考えています。昨年の常識、昨年の概念(例えば、こうすればこうなるだろうと言う考え方)をもう一度見直す必要もあるでしょう。その意味で“stay foolish”なのです。
また、私の主観ではありますが、KGはシステムで勝負しているように感じます。確かに、優れたシステムも大切です。しかし、それと同様に、いや、それ以上に、そのシステムを遂行する人間の強い気持ちやマンパワーが大切です。今年は練習中から「絶対上手くなったんねん」「絶対勝ったんねん」という気持ちを前面に押し出していきたいと思います。その意味で“Stay hungry”なのです。
もちろん、“関学らしさ”の全てを捨てるわけではありません。しかし、今年はスマートな関学ではなく、泥臭く気持ちを前面に出した関学で行きます!!
さて、ようやくスローガンと目標が決定いたしました。目標は“一人ひとりが立命に勝って日本一”、スローガンは“Stay hungry, stay foolish”です。
これらには、様々な意味と想いをこめています。“一人ひとりが”という部分には、200人近い部員一人ひとりが当事者であり、全員がその責任と自覚を持って取り組もう、幹部だけでも、4年生だけでもなく、全員が取り組もう、という想いが込められています。200人もいると、一人ひとりの責任が見えにくくなりがちです。しかし、確実に一人ひとりが当事者として、その責任を負っています。責任が見えやすいか見えにくいかの違いはありますが、その責任に大小はありません。どれも大切で、それら全てがまっとうされなければ、チームが勝つことはありません。また、自分の責任(たとえそれが見えにくいものであっても)を放棄していては、人として成長することはできません。
また、“日本一”とせず、あえて“立命に勝って日本一”としたのは、最終的に目指す場所は日本一であるとした上で、立命という最大の好敵手の存在を常に意識し続けるためです。まずは立命を超えなければ、日本一には絶対にたどりつけません。
さらに、“勝って”という部分には、アメフトのスキルや試合だけで勝つのではなく、人間的な部分でも勝つという意味です。鳥内監督もたびたび口にされますが、FIGHTERSは“一人前の人間”を育成する集団でもあります。我々がFIGHTERSである限り、「アメフトで勝てれば、他はどうでもいい」ではないのです。
スローガンについても触れておきたいと思います。“Stay hungry, stay foolish”はAPPLE社の創始者であるスティーブ・ジョブス氏が米国スタンフォード大学の卒業式で卒業生へ向けた演説の中で口にした言葉です。Stewart Brandが著した“Whole Earth Catalog”というGoogle文庫版ともいえる書物の最終号(“Whole Earth Epilog”)の裏表紙に掲載されていた言葉だそうです。
直訳すると“常にハングリーであれ、常にバカであれ”ですが、我々なりに意訳し、“固定概念や常識にとらわれず、常に貪欲に、泥臭く、成長し続けろ”という意味でスローガンに設定いたしました。
昨年までのやり方を踏襲すべき点もありますが、今年はそれだけでは、確実に勝てません。今までの当たり前や固定概念を超えて、新たなことに挑戦しなければならないと考えています。昨年の常識、昨年の概念(例えば、こうすればこうなるだろうと言う考え方)をもう一度見直す必要もあるでしょう。その意味で“stay foolish”なのです。
また、私の主観ではありますが、KGはシステムで勝負しているように感じます。確かに、優れたシステムも大切です。しかし、それと同様に、いや、それ以上に、そのシステムを遂行する人間の強い気持ちやマンパワーが大切です。今年は練習中から「絶対上手くなったんねん」「絶対勝ったんねん」という気持ちを前面に押し出していきたいと思います。その意味で“Stay hungry”なのです。
もちろん、“関学らしさ”の全てを捨てるわけではありません。しかし、今年はスマートな関学ではなく、泥臭く気持ちを前面に出した関学で行きます!!
2009年3月
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