上ヶ原通信 2024/5
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5月1日~7日 アメリカ遠征レポート(3)
投稿日時:2024/05/24(金) 12:19
少し間が開いてしまいましたが、アメリカ遠征レポートの最終回をお届けします。今回の遠征に際して多くの方々に多大なるご支援をいただきました。本当にありがとうございました。
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かねてから心待ちにしていたアメリカ遠征、約20時間の移動を経て、南オレゴン大学に到着しました。食堂では日本語の曲が流れ、道路を走る車からは「Let's Go FIGHTERS!」という声が聞こえてきて、大学だけでなく街をあげて歓迎していただき、非常に嬉しく感じました。合同練習では、日本男児vs米国男児、互いの意地をかけた戦いが繰り広げられ、日本では経験できない充実した時間を過ごすことができました。
そして試合当日、冷たい雨が降る中、FIGHTERSサイドのスタンドでは在米の日本人の方々が大きな声で応援し続けてくださっており、とても心強く思いました。しかし試合としては24-54で敗戦し、内容も我々のファンダメンタルの未熟さを痛感させられる非常に悔しいものでした。
しっかりとした土台を作り上げるため、帰国後は全ポジションが今まで以上にファンダメンタルにこだわって練習しています。今春は関大戦だけでなく立命戦も控えており、強い相手との戦いが続きます。それぞれの試合にファンダメンタルをどこまで鍛え上げられるのか、その成果が試合に表れるところを是非注目して見ていただきたいです。
今回の遠征ではスポーツの偉大さにも気づかされました。戦争が起こっている地域もある世界情勢の中で、異国の同世代の人たちとフットボールを通じて繋がることができました。我々を受け入れてくださった南オレゴンのみなさま、このような機会を与えてくださった関係者の方々、そして両親、全ての方々に感謝いたします。
今回の貴重な経験を活かし、目標の日本一に向けてさらに取り組んでいきます。今後とも、応援よろしくお願いいたします。
LB #47 4年 日名 圭太
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かねてから心待ちにしていたアメリカ遠征、約20時間の移動を経て、南オレゴン大学に到着しました。食堂では日本語の曲が流れ、道路を走る車からは「Let's Go FIGHTERS!」という声が聞こえてきて、大学だけでなく街をあげて歓迎していただき、非常に嬉しく感じました。合同練習では、日本男児vs米国男児、互いの意地をかけた戦いが繰り広げられ、日本では経験できない充実した時間を過ごすことができました。
そして試合当日、冷たい雨が降る中、FIGHTERSサイドのスタンドでは在米の日本人の方々が大きな声で応援し続けてくださっており、とても心強く思いました。しかし試合としては24-54で敗戦し、内容も我々のファンダメンタルの未熟さを痛感させられる非常に悔しいものでした。
しっかりとした土台を作り上げるため、帰国後は全ポジションが今まで以上にファンダメンタルにこだわって練習しています。今春は関大戦だけでなく立命戦も控えており、強い相手との戦いが続きます。それぞれの試合にファンダメンタルをどこまで鍛え上げられるのか、その成果が試合に表れるところを是非注目して見ていただきたいです。
今回の遠征ではスポーツの偉大さにも気づかされました。戦争が起こっている地域もある世界情勢の中で、異国の同世代の人たちとフットボールを通じて繋がることができました。我々を受け入れてくださった南オレゴンのみなさま、このような機会を与えてくださった関係者の方々、そして両親、全ての方々に感謝いたします。
今回の貴重な経験を活かし、目標の日本一に向けてさらに取り組んでいきます。今後とも、応援よろしくお願いいたします。
LB #47 4年 日名 圭太
5月1日~7日 アメリカ遠征レポート(2)
投稿日時:2024/05/12(日) 09:18
アメリカ遠征第3弾は、現地での平和学習についてレポートします。
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「仲良くなった友達が集団疎開先から帰った次の日、帰らぬ人となりました。」
オレゴンの地でお聞きした在米被爆者の田村秀子さんのお話は、これまで聞いた多くの話の中でも特に強く印象に残るものでした。
日本で日系人強制収容所と在米被爆者について事前学習を行い、遠征3日目の午後にお話を伺う時間を設けていただきました。これまで学校では習わなかった新たな戦争の歴史のお話しに、我々学生はのめり込むように聞いていました。
田村さんは、ファイターズと共通している点として「信念」を挙げられました。アシュランドからラジオのメディアを通して、何度も粘り強く発信し続けられました。時には「真珠湾攻撃でやられたのになぜ広島のことを話すんだ」と多々クレームが入り何度も心が折れかけたということです。そんな時こそ、二度とこのような戦争を起こさないために自分が動いているんだ、絶対に平和な世界を作るんだ、という強い信念で動き続けた結果、「Correct Healing」という形で平和な世界の構築へ貢献されました。
私達も「絶対に勝つ」という信念があり、自分達の信念をぶらさず持ち続ければ結果は導かれると教えられたように思います。SOUの敗戦からもう一度自分達を律し、土台から作り直し目標へ向け、信念を強く持って際限なく進み続けていきます。
QB #10 4年 林 孝亮
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「仲良くなった友達が集団疎開先から帰った次の日、帰らぬ人となりました。」
オレゴンの地でお聞きした在米被爆者の田村秀子さんのお話は、これまで聞いた多くの話の中でも特に強く印象に残るものでした。
日本で日系人強制収容所と在米被爆者について事前学習を行い、遠征3日目の午後にお話を伺う時間を設けていただきました。これまで学校では習わなかった新たな戦争の歴史のお話しに、我々学生はのめり込むように聞いていました。
田村さんは、ファイターズと共通している点として「信念」を挙げられました。アシュランドからラジオのメディアを通して、何度も粘り強く発信し続けられました。時には「真珠湾攻撃でやられたのになぜ広島のことを話すんだ」と多々クレームが入り何度も心が折れかけたということです。そんな時こそ、二度とこのような戦争を起こさないために自分が動いているんだ、絶対に平和な世界を作るんだ、という強い信念で動き続けた結果、「Correct Healing」という形で平和な世界の構築へ貢献されました。
私達も「絶対に勝つ」という信念があり、自分達の信念をぶらさず持ち続ければ結果は導かれると教えられたように思います。SOUの敗戦からもう一度自分達を律し、土台から作り直し目標へ向け、信念を強く持って際限なく進み続けていきます。
QB #10 4年 林 孝亮
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