上ヶ原通信 2010/7

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7月11日NEW ERA BOWL

投稿日時:2010/07/13(火) 07:19

 今回はNEW ERA BOWLでBLUE STARS の指導に来て下さっているサンディエゴ州立大学オフェンスコーディネーターのMcdaniel Coach(マクダニエルコーチ)に試合前インタビューをしました。練習のときからとても熱心に指導をしてくださり、一人一人にとても温かい言葉をかけてくれるMdcaniel Coach。今回のNEW ERA BOWLを通して何を感じられたのかを伺ってみました。

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○BLUE STARSと数日間練習を行ってきましたが、どうでしたか?
―多くの選手がとても活躍してくれています。一人一人努力しているのが様々なところでうかがえました。オフェンス・ディフェンスが一つにまとまっていて、とてもいいチームになりました。どんな状況でも勝てるといえるでしょう!

○日本のPlayerはどうですか?
―フットボールに対して、とても熱い気持ちでしています。また非常に賢いと感じました。「うまくなりたい!この試合に出たい!」という気持ちが練習中よくでていたと思います。

○練習中コーチはすごくPlayerを褒めていましたが、普段から褒めることを意識して指導を行っているのでしょうか?
―私はミスを逆にチャンスとしてとらえています。指導に関してはいろいろ考えていて、怒ったり褒めたりすることを時と場合によって使い分けています。

○BLUE STARSとは交流が深まりましたか?
―通訳がいたのでとても会話を交わすことができ、交流も深めることができました。また、毎晩それぞれの大学チームとディナーに連れていってもらえたので、とても楽しかったです。

○たくさんの大学の選手が集まっていますが、大学それぞれに何か特徴など見られたと思うんですが、中でもFIGHTERSのPlayerはどのように思いましたか?
―まず大学それぞれのチームがチーム一つにまとまっていたように思いました。そしてFIGHTERSの選手はとってもいい選手ばかりでした。あのような監督・コーチがまずPlayerにフットボールの面白さを伝えていて、好きにさせてもらっていると思いました。なおかつフットボールができる環境がとても整っておりすばらしいチームだと思います。

○Mcdaniel Coach、お忙しい中インタビューに答えていただきありがとうございました。

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※写真左は、左側がオフェンス担当のMcdaniel Coach、右側がディフェンス担当のWhite Coach
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 「みんなで絶対勝とう!」と誓い臨んだNEW ERA BOWLでしたが、残念ながら試合には負けてしまいました。
 しかし、試合が終わった後、Mcdaniel Coachは「人生でとても思い出に残る経験ができた。日本にきてとても多くのことを学ぶことができ、とても感謝している。私もここで学んだことをアメリカのチームに伝えていきたい。だからBLUE STARSのみんなにも、ここで学んだことをチームに持ち帰り多くのことを伝えていってチームを強くしていってほしい。本当に1週間共に時間を過ごせてよかった。ありがとう。」という言葉を最後に残してくださいました。
 私たちBLUE STARSこそ来日してくださったコーチ・選手から多くのことを学び、秋シーズンにつながるとてもいい経験ができました。サンディエゴ州立大学のコーチ・選手のみなさん本当にありがとうございました。

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さて、次は実際にNEW ERA BOWLに出場し、何度もナイスタックルを決め試合で活躍していたDB3年重田修宏にコメントをもらいましたので、紹介します。

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 こんにちわ。3年DBの重田です。
 7月11日に行なわれたNEW ERA BOWLに私はPlayerとして試合に出させてもらいました。授業の関係でちゃんとした練習は2回しかできなかったので正直不安でした。
 しかし試合当日になり、BLUE STARSの仲間と会話することで不安も消えていいコンディションで試合に臨むことが出来ました。ですが試合は6-7で負けてしまいました。
 負けたことは残念でしたが、私は思った以上に試合に出させてもらい、とてもいい経験が出来ました。外国人のRBやWRとマッチアップすることができたのは自分の中で忘れられないものとなりました。
 そしてこの試合で自分なりの課題もたくさん見つかりました。外国人や関西大学の#1RB藤森選手のような大きくて足の速いRBに対して自分のフィジカルやスピードのなさを思い知らされました。また、コーチが言うように仲間同士でコミュニケーションを取るということがどれだけ大事かということもわかりました。
 そういったことを含めて秋の試合につながるいい機会だったと思います。私にいい経験をさせてくださった大寺コーチや立命館大学の池上コーチにはとても感謝しています。
 秋に関大、または今回BLUE STARSの仲間であった立命は間違いなく強くなるはずです。そういった強豪たちに勝つためには自分たちは何をすればいいのかをこの試合を経て考えさせられました。
 4年生にとっては最後となるシーズン、先輩たちを笑顔で引退させるために自分が日本一に貢献出来るように頑張ります。

DB 3年 重田 修宏

7月6日~10日NEW ERA BOWL練習

投稿日時:2010/07/10(土) 21:14

 みなさんこんにちは!
 春シーズンも無事終了し、現在は毎年恒例のNEW ERA BOWLに向けた練習の真っ最中です。
 毎年NEW ERA BOWLは本場アメリカの大学コーチの指導の下、関西学生アメリカンフットボール連盟に加盟するチームの中から選抜されたメンバーでチームを作ります。今年の見所はやはりBLUE STARSに京都大学・立命館大学というまさに「永遠のライバル」が仲間となり、WHITE STARSと戦うというところです。普段はライバル同士の選手が、秋の本番前にこのように接することがなかったせいか、練習初日は戸惑いも感じていましたが、練習を重ねるにつれ、選手・スタッフ共にお互いのチームの普段の練習内容やチーム事情を話し知ることで、気持ちもほぐれていき、さらによい刺激を受けることもできました。
 また、やはりそこはライバルでもあるので、練習中白熱する部分も見え、お互いに秋につながる「何か」を得ることもできたようです。
 さて、今回は実際にNEW ERA BOWLに選抜された4年WRの渡辺飛雄馬(ひゅうま)よりコメントをもらっていますので、紹介したいと思います。

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 こんにちわ。4年WRの渡辺飛雄馬です。
 現在私は、今週の日曜日に行われるNEW ERA BOWLの試合のための事前練習に参加しています。正直に言いますと、練習内容はかなりしんどく、毎日プレイをインストールされ、覚えるのにやっとの思いでした。NEW ERA BOWLの練習期間中はクタクタになりながら家路についています。しかし本場、米国サンディエゴ州立大学のコーチの指導の下得られるものはとてつもなく私にとって大きく、高度な技術、戦略を学ぶことができました。この練習を通して私が感じたことは、普段、ライバル視している立命大、京大の選手と一緒にプレイすることで、そのレベルの高さを実感すると同時に、改めて我々関学の凄さもわかりました。関学こそが一番緻密に作戦を練り上げていて、また細かい技術、正確なルートを走ることを徹底しているチームだということを確信しました。
 また、他の大学のWRの選手の動きを見ていると大胆にプレイをしている選手がほとんどでした。そこでは守りながらプレイをしている選手はいなく、大胆にアグレッシブにプレイする選手がほとんどでした。攻めのプレイをすることで生まれる結果というのを目の当たりにして、私自身がむしゃらにプレイをすることで自分のプレイスタイルを出せている気がしました。
 私は、関学の良さ(細かな技術、正確さにこだわること)に加え、かつ大胆にアグレッシブにプレイすることでもっともっとレベルは上がりチームとして強くなれるのではないかと感じました。
 日曜日、チーム(BLUE STARS)として勝つことはもちろんですが、自分にとって大きな経験にしたいと思っています。

4年 WR 渡辺 飛雄馬
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