上ヶ原通信

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1月23日 JAPAN U.S. DREAM BOWL(1)

投稿日時:2023/01/19(木) 08:59

 1月3日のライスボウルをもって2022年度の国内フットボールシーズンは終了しましたが、1月23日には全日本選抜チームが米国のIVY League選抜チームと対戦する国際試合「Japan U.S. Dream Bowl」が行われます。日本代表チームを選抜するための練習が1月7~9日にかけて行われ、最終的には学生6名を含む60名が選抜され、FIGHTERSからは2名の選手が選ばれました。
 今回はそのうちの1人、WRの衣笠が日本代表での練習や来る試合に向けての意気込みをレポートします。

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 今回、全日本選抜チームに挑戦する機会を与えられました。
 1月7日から9日で行われた選考会の段階では、大学からアメリカンフットボールを始めた自分にとって初めての選抜、また初めてファイターズ以外でフットボールをすると言う経験で、少し緊張していました。初日は緊張している中でも積極的にコミュニケーションを図り、メンバーと打ち解けることができました。プレー面では本来の自分の持っている力を十分に出すことはできませんでしたが、ストークなどでは社会人でも十分に通用すると言うことを実感しました。また、学生界ではトップレベルのレシーバーが自分以外にも4人来ており、とても刺激を受けました。
 2日目以降は緊張も解けて段々と自分の持っている力を発揮することができたと思いますが、日本のトップレベルと自分の力量差を痛感しました。具体的には社会人トップレベルの選手はまずボールを全く落としません。また、自分のほうが足が速いはずであるのにも関わらず、プレースピードでは自分よりも速かったです。選考会も兼ねているため非常に緊張感の高い練習でした。この時点では自分が絶対に受かっていると言う自信は持つことができませんでした。
 ですが、その後全日本選抜に選んでいただくことになりました。14、15日の練習では選考会ほどの緊張感はなかったため、気軽に自分のプレー面の課題に対する指摘や改善点を聞くことができ、非常に実りのある経験となりました。
 いよいよ今週末に試合に臨みます。X Leagueの選手中心で構成されている全日本選抜チームの中で私自身は学生ではありますが、対戦相手のIVY League選抜は同年代です。米国の同年代の選手と対戦し、自分の力量がどこまで通用するのかを測る絶好の機会に恵まれたと感じています。アメリカ人だからといってビビるのではなく同じ学生である対戦相手に真正面から勝負して、しっかりと勝利したいと思います。

WR #11 衣笠 吉彦(3年)

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【Japan U.S. Dream Bowl 2023】
対戦:Japan All-Star Team(全日本選抜) vs. Ivy League All-Star Team(アイビーリーグ選抜)
日時:2023年1月22日(日)13:00キックオフ
場所:東京・国立競技場
https://xleague.jp/feature/dreambowl2023

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1月8~16日 HULA BOWL(全米大学オールスター)参加

投稿日時:2023/01/17(火) 21:20

 年が明けて1月に行われたフットボールの本場・アメリカのオールスター戦「HULA BOWL」に、日本からも2名の選手が選ばれることになり、副将でWRの糸川幹人が早稲田大学DBの大串選手とともに選ばれました。2名は1月8日から16日までフロリダ州オーランドに渡米し、全米から選ばれた選手たちとともに練習に参加し、現地14日に行われたゲームに出場しました。
 無事に全日程を終えて帰国した糸川からのレポートをお届けします。

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 まず初めに、このHULA BOWLへの参加にあたって多大なるサポートをしてくださった関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
 このHULA BOWL WEEKに参加して大きく感じた点が3つあります。
 1つ目はすべてが実力主義というところです。初日の最初の方の練習では、日本から来たよくわからない選手に対して、フリーであってもボールを投げてくれることはありませんでした。しかし、ルートやマンツーマンで結果を出すと話しかけてくれるようになり、練習内でもボールを投げてもらえるようになりました。
 2つ目にQBの存在です。チームには3人のQBがいて、有名カレッジのスターターが2人いました。ロッカーやフィールドでの立ち振る舞い、練習外でチーム行動の時の振る舞いなど、言葉ではなく見て肌で感じるほど凄いものを感じました。
 最後に環境です。日本では考えられないサポートがあり、食事やウェアなどの提供がすごかったです。他にも、例えば練習においてもコーチが選手と積極的にコミニュケーションをとり、前向きな発言が多く、参加している全員が心から楽しそうにフットボールをしているところは新鮮でした。
 周りの実力も非常に高く、学ぶことの多かった1週間でした。このような経験を自分がすることができたのは本当に多くの方の支えがあったからです。4年間の学生アメリカンフットボールは幕を閉じましたが、社会人として社会に貢献していくべき人間になるように、これからさらに日々精進していきたいと思います。ありがとうございました。

副将 #1 WR 4年 糸川 幹人

・HULA BOWL HP:https://www.hulabowl.com/
・試合後のインタビュー動画(Youtube):https://www.youtube.com/watch?v=bNh-xTWju_g

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