上ヶ原通信 2024/5
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5月1日~7日 アメリカ遠征レポート(1)
投稿日時:2024/05/11(土) 18:44
第2回目は遠征期間中のレポートとしてはパート1になります。米国・オレゴンの地では様々な形で現地の人たちと交流しました。今回はそのレポートをお届けします。
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今回、米国・南オレゴン大学に遠征し、レイダーズの選手との交流を通して、フットボールへの取り組み方を初め、様々なことを学びました。もちろん、勝つことは目標であることはどちらも共通していますが、同じフットボールでも違うスポーツのように思えるほど、我々と取り組み方が違うのだと私は感じました。この感覚はレイダーズの選手も感じたのだと思います。アメリカと日本の文化やスポーツ文化の違いを共有し、両国のフットボールの歴史や伝統、チームの運営方法、ファンの熱狂度などに触れることで、異なる文化に対する理解が深まりました。
印象的であったのは、日本の高校や大学のフットボーラーは防具やテーピングを自身で購入して使うという我々にとっては当たり前のことに対して、彼らは驚いていたことです。彼らの周りの全ての物品はほぼ学校側が負担していることに私は驚きました。また、このことからもアメリカでのフットボールの人気は日本よりも格段に高いのだと改めて理解しました。
また、言葉でなく肌で感じたのは、1つのチームが地域社会からとても愛されているということです。メドフォード空港や大学周りのコンビニエンスストアにはチームの大きなポスターが貼られ、地域ニュースではこの交流戦について報道され、道を走る車からは“Let's go Fighters”と言われたことから、どれほど地域の人々がフットボールに注目し、レイダースを愛しているのかがよく理解できました。そして、ファイターズもこれほど地域社会から愛されるチームになりたいと強く思いました。
「“Mastery for Service”を体現する世界市民」の育成を目指す関西学院の一員として、今回の国際交流を通じて外国の地域や文化に直接触れることのできる本当によい機会となったと思います。
OL #70 2年 谷内 志郎
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今回、米国・南オレゴン大学に遠征し、レイダーズの選手との交流を通して、フットボールへの取り組み方を初め、様々なことを学びました。もちろん、勝つことは目標であることはどちらも共通していますが、同じフットボールでも違うスポーツのように思えるほど、我々と取り組み方が違うのだと私は感じました。この感覚はレイダーズの選手も感じたのだと思います。アメリカと日本の文化やスポーツ文化の違いを共有し、両国のフットボールの歴史や伝統、チームの運営方法、ファンの熱狂度などに触れることで、異なる文化に対する理解が深まりました。
印象的であったのは、日本の高校や大学のフットボーラーは防具やテーピングを自身で購入して使うという我々にとっては当たり前のことに対して、彼らは驚いていたことです。彼らの周りの全ての物品はほぼ学校側が負担していることに私は驚きました。また、このことからもアメリカでのフットボールの人気は日本よりも格段に高いのだと改めて理解しました。
また、言葉でなく肌で感じたのは、1つのチームが地域社会からとても愛されているということです。メドフォード空港や大学周りのコンビニエンスストアにはチームの大きなポスターが貼られ、地域ニュースではこの交流戦について報道され、道を走る車からは“Let's go Fighters”と言われたことから、どれほど地域の人々がフットボールに注目し、レイダースを愛しているのかがよく理解できました。そして、ファイターズもこれほど地域社会から愛されるチームになりたいと強く思いました。
「“Mastery for Service”を体現する世界市民」の育成を目指す関西学院の一員として、今回の国際交流を通じて外国の地域や文化に直接触れることのできる本当によい機会となったと思います。
OL #70 2年 谷内 志郎
4月27日 アメリカ遠征事前研修
投稿日時:2024/05/09(木) 08:21
上ヶ原通信では今回から複数回に分けて、5月1日~7日に行われたアメリカ遠征についてのレポートをお届けします。第1回目は遠征前に行われた部長の池埜聡先生による講義についてお届けします。
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南オレゴン大学(Southern Oregon University/SOU)との試合に向け、アメリカやオレゴン州についての事前研修がありました。私は、高校生の時にPacific Rim Bowlに参加し、SOUのすぐ近くにあるAshland High Schoolと試合をしたことがあります。その地に再び足を運ぶことができるのを大変たのしみにしています。
近年、Fightersでは平和学習の機会が増えているように思います。コロナ禍で場所を移して行われた広島での合宿の際には、原爆ドームや平和記念資料館を訪れ、戦争の悲惨さと平和の重要性を学びました。
今回の池埜部長からの話の中で、大統領命令9066は私にとって大変興味深い内容でした。1942年から1949年までの間に約12万人の日系人が収容されたことを初めて知ったのです。それと同時に、収容所では日本人ならではの手先の器用さで日本庭園が作られたことなど、そこで暮らされた方々の生きる力に感銘を受けました。また、Heart Mountainの収容所では日系の人々がアメリカンフットボールチームを結成し、試合を行っていたことは驚きでした。
今回のアメリカ遠征では、アメリカンフットボールの技術向上や文化交流だけではなく、在米被爆者や日系アメリカ人の話をお聞きする機会があり、再び平和の重要性について学びたいと思います。そして、Mastery for Serviceを体現する日本のフットボールチームとして誇りを持ち、平和への祈りを捧げたいと思います。
DL #96 4年 山本 征太朗
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南オレゴン大学(Southern Oregon University/SOU)との試合に向け、アメリカやオレゴン州についての事前研修がありました。私は、高校生の時にPacific Rim Bowlに参加し、SOUのすぐ近くにあるAshland High Schoolと試合をしたことがあります。その地に再び足を運ぶことができるのを大変たのしみにしています。
近年、Fightersでは平和学習の機会が増えているように思います。コロナ禍で場所を移して行われた広島での合宿の際には、原爆ドームや平和記念資料館を訪れ、戦争の悲惨さと平和の重要性を学びました。
今回の池埜部長からの話の中で、大統領命令9066は私にとって大変興味深い内容でした。1942年から1949年までの間に約12万人の日系人が収容されたことを初めて知ったのです。それと同時に、収容所では日本人ならではの手先の器用さで日本庭園が作られたことなど、そこで暮らされた方々の生きる力に感銘を受けました。また、Heart Mountainの収容所では日系の人々がアメリカンフットボールチームを結成し、試合を行っていたことは驚きでした。
今回のアメリカ遠征では、アメリカンフットボールの技術向上や文化交流だけではなく、在米被爆者や日系アメリカ人の話をお聞きする機会があり、再び平和の重要性について学びたいと思います。そして、Mastery for Serviceを体現する日本のフットボールチームとして誇りを持ち、平和への祈りを捧げたいと思います。
DL #96 4年 山本 征太朗
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