上ヶ原通信

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7月14日~22日 U19世界選手権大会(4)

投稿日時:2018/07/28(土) 08:51

 第5回IFAFアメリカンフットボールU-19世界選手権大会、日本代表は現地7月22日にオーストラリア代表との5位決定戦に臨み、51対14で勝利しました。大会は優勝・カナダ、準優勝・メキシコ、3位・アメリカという結果で幕を閉じ、日本代表は24日に無事帰国しました。U-19特集最後となる今回は、LBとして日本代表チームに参加した北川が振り返ります。

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 2連敗で迎えた最終戦。メキシコでこのメンバーで出来る最後の試合に、どんな結果を求められているかは全員わかっていました。相手はオーストラリア。決して勝てない相手ではないので内容にこだわろうと山嵜監督はおっしゃいました。
 試合当日、3度目の国家斉唱を聞きながら自身の事を振り返りました。高所、食べ物、文化の違い、歓声、日本では味わえないような環境でアメリカンフットボールが出来る事に感謝しながら、悔いの残らない大会にしようと決意しました。結果は51対14。タッチダウンを取られたものの大差で勝つことが出来ました。
 私は今大会が初の世界大会だったので学ぶ事ばかりでした。その中でも特に学んだのは感謝の大切さです。国を代表して戦う中で試合中では勝負にこだわるが、終わった途端に称え合い、励まし合いました。日本ではなかなか見られない選手やスタッフ全員との握手が印象に残っています。言語は違っても感謝をすることには違いがなかったことを嬉しく感じました。
 この「感謝」の気持ちを日本でも忘れずにしたいと思います。私は実家を離れ1人で生活しています。そんな時に支えてくれる仲間や、家族に様々な形で感謝をし、ファイターズの選手として自覚しながら日々取り組もうと思います。そしていつか、日本を背負い、世界一の選手、チームになりたいと思いました。

DB 1年 北川 太陽(佼成学園高校出身)

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※写真提供:JAFA

7月14日~22日 U19世界選手権大会(3)

投稿日時:2018/07/21(土) 23:11

 第5回IFAFアメリカンフットボールU-19世界選手権大会、日本代表は第2戦目でランキング1位のカナダ代表と対戦しました。今回はWRとして日本代表に参加している鏡味からのレポートです。

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 初戦は残念な結果になってしまいましたが、下を向く暇もなく、2戦目のカナダ戦に向けて前向きに準備を始めました。カナダは前回王者でもあり、体がすごく大きく、非常にタフな試合になることは分かっていましたが、日本のフットボールをきっちりと遂行することができれば、勝機は十分にあると考えていました。
 しかし、残念ながらカナダ戦も惜しくも22-28のスコアで敗れてしまいました。相手の身長の高さや手足の長さに苦戦しましたが、最終的にはTD1本差にまで迫り、日本のフットボールを世界に証明できたとは思います。
 試合以外では、同じホテルにアメリカ、スウェーデン、オーストラリアの代表チームが宿泊しています。アメリカやスウェーデンの代表選手とウェアを交換したり、オーストラリア代表の選手とは一緒にレストランで軽食をとったりして、フィールド上では敵ですが、ホテルなどでは同じフットボールをする仲間でもあり、とても有意義な時間を過ごすことができ刺激を受けました。
 いよいよ残すところ1試合になりましたが、今までやって来たことを出し切って、勝利し、胸を張って日本に帰れるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

WR 1年 鏡味 巧磨(同志社国際高校出身)

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※写真提供:IFAFおよびJAFA
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