主務ブログ2024 2024/7/12

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求めるためには

投稿日時:2024/07/12(金) 07:56

 私は今までの人生でここまで仲間の誰かに求めたり、逆に求められたりすることはありませんでした。これからも経験することはそんなにないのではないかと思います。
 仲間に求めていくことはとても大きな力が必要です。ただ意見を言うだけではただ自分勝手な人になってしまうので、人に求めるのであればそれと同じくらい自分にも求め続けなければいけませんし、求めたことに対する責任も生まれます。人に向けた矢印は同じ分だけ、時にはそれ以上に自分に返ってきます。求めた結果に対する責任も伴います。だから世の中では、様々な場面で、何か思ったことがあっても自分の中に留めて気が付かなかったふりをすることが多いのだと思います(まだまだ社会のことを何も知らない私ですが、勝手にそう思っています)。
 実際私も、FIGHTERS以外の場面で相手に強く求めたい、求めないといけないと思うことはありません。「人に矢印を向けて自分に返ってくるのが怖いから。」「求めるのであれば求めたことを相手以上に自分ができていないといけないから。」「自分には言う資格がないから。」無意識にそう考えて、やらない理由を探してしまうのだと思います。
 でも全員がそうやって保身に走ると、チームは何も変わりません。よく言われる「嫌われる勇気」を持って、間違っていたらどうしようと不安になりながらも、自分に矢印が返ってくる怖さを感じながらも、それを乗り越えて発信する人が必要です。そして求めた相手にとことん向き合い、さらに自分自身にもとことん向き合って、結果を出さなければいけません。
 FIGHTERSの4年生はそれを一番体現するべき存在です。そして今、それが少しずつでもできてきている4年生とそうでない4年生の差が明らかになってきています。それがこの段階でのチームの現状です。大切なことだけれど難しい、難しいけれど「勝つべくして勝つチーム」になるには欠かせない「求める」ということ。それを私たち4年生から体現し、下級生にも浸透させることができるように、まずは求めて自分の退路を断ち、自分自身に向いた沢山の矢印と責任から逃げないように取り組んでいきます。

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MONTUEWEDTHUFRISATSUN
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