主務ブログ2024 2024/10
福の神
投稿日時:2024/10/25(金) 13:03
先日、父から薦められて喜多川泰さんの「『福』に憑かれた男」を読みました。この本には福の神と言う神様が出てくるのですが、その福の神は「憑いた人を幸せにする学びを与える人」を連れてくることができます。それは憑いた人にとってプラスになる出会いだけではなく、その人にとって試練となるような出会いもあり、その出会いが引き起こす出来事によってどうやって幸せになるかは本人次第です。
本を読みながら、自分に起こっている出来事、周りの人とのやりとりは、まさに福の神がもたらしてくれているのかもしれないと思いました。そう考えて今までのことを振り返ると、本当にいろんな人との関わりや、そこから起こる出来事がありました。そのほとんどが大変で、自分にとって試練になることばかりで、とても苦しい時間でした。でもこの本に書いてあった以下の箇所に出会ったことで、それらに対する印象が変わりました。
「人間は勇気がなければ、自分らしい人生をまっとうすることなんてできません。すべての人間は、自分の掲げた夢に向かって前進しようとするとき、その夢を実現するに足る勇気があるかどうかを試されるようになっています。このとき、ほとんどの人がふっと勇気をなくしてしまいます。夢が大きければ大きいほど、今までやったことないほどの挑戦であればあるほど、簡単に前進する勇気をなくしてしまうんです。そこで僕たち福の神の出番です。みなさんが憑いた人間の夢の実現に必要なものは、まずは行動を起こす勇気です。」
この文章を読んで、今まであったこと、その中でも特に、最近あった出会いや出来事は全て「今のままではいけない。何かを変える勇気を持たないといけない。」と言うサインだったのかもしれないと思いました。
また、本の中で福の神が「人間は俺たちがビックリするほど成長する生き物なんだよ。何かのきっかけさえあれば、それこそ一瞬でまったくの別人になってしまうほどにね。」と言っていました。でも今の私はそうはなれていません。それは、出会いや出来事を、なりたい自分になるため、目指すチームを作るための道具として使いきれていないからだと思います。「出会いが引き起こす出来事によってどうやって幸せになるかは本人次第。」今まさにそれが試されています。もちろんそれは一度だけではなく、今も、そしてこれから先も、何度も何度も乗り越えていくものだと思いますが、一歩ずつ、でも確実に前に進まなければ、目標は達成できません。
本を読みながら、この文章を書きながら、いろんな人の顔が頭をよぎります。悔しくもあり、申し訳なくもあり、不甲斐なさも感じます。でももう関大戦は目前に迫り、残された時間はわずかです。そんなことを言っている場合ではありません。少しでも勝つ確率を高めることをするしかない。自分たちの目標を達成するためには、ここで立ち止まるわけにはいかない。自分に起こっている出会いと出来事に感謝し、それらをしっかりと自分のものにして結果に繋げることができるよう、引き続き精進してまいります。
26日も会場での応援をよろしくお願いいたします。
本を読みながら、自分に起こっている出来事、周りの人とのやりとりは、まさに福の神がもたらしてくれているのかもしれないと思いました。そう考えて今までのことを振り返ると、本当にいろんな人との関わりや、そこから起こる出来事がありました。そのほとんどが大変で、自分にとって試練になることばかりで、とても苦しい時間でした。でもこの本に書いてあった以下の箇所に出会ったことで、それらに対する印象が変わりました。
「人間は勇気がなければ、自分らしい人生をまっとうすることなんてできません。すべての人間は、自分の掲げた夢に向かって前進しようとするとき、その夢を実現するに足る勇気があるかどうかを試されるようになっています。このとき、ほとんどの人がふっと勇気をなくしてしまいます。夢が大きければ大きいほど、今までやったことないほどの挑戦であればあるほど、簡単に前進する勇気をなくしてしまうんです。そこで僕たち福の神の出番です。みなさんが憑いた人間の夢の実現に必要なものは、まずは行動を起こす勇気です。」
この文章を読んで、今まであったこと、その中でも特に、最近あった出会いや出来事は全て「今のままではいけない。何かを変える勇気を持たないといけない。」と言うサインだったのかもしれないと思いました。
また、本の中で福の神が「人間は俺たちがビックリするほど成長する生き物なんだよ。何かのきっかけさえあれば、それこそ一瞬でまったくの別人になってしまうほどにね。」と言っていました。でも今の私はそうはなれていません。それは、出会いや出来事を、なりたい自分になるため、目指すチームを作るための道具として使いきれていないからだと思います。「出会いが引き起こす出来事によってどうやって幸せになるかは本人次第。」今まさにそれが試されています。もちろんそれは一度だけではなく、今も、そしてこれから先も、何度も何度も乗り越えていくものだと思いますが、一歩ずつ、でも確実に前に進まなければ、目標は達成できません。
本を読みながら、この文章を書きながら、いろんな人の顔が頭をよぎります。悔しくもあり、申し訳なくもあり、不甲斐なさも感じます。でももう関大戦は目前に迫り、残された時間はわずかです。そんなことを言っている場合ではありません。少しでも勝つ確率を高めることをするしかない。自分たちの目標を達成するためには、ここで立ち止まるわけにはいかない。自分に起こっている出会いと出来事に感謝し、それらをしっかりと自分のものにして結果に繋げることができるよう、引き続き精進してまいります。
26日も会場での応援をよろしくお願いいたします。
過去の私に見せる今の私
投稿日時:2024/10/08(火) 21:40
秋シーズンが始まって1ヶ月ですが、既に4試合が終わりました。怒涛の1ヶ月の中で、フットボールに関しても、それ以外のことに関しても、今年のFIGHTERSにはまだまだ沢山の課題があることが浮き彫りになっています。そして、それについて考えているうちに、今の自分は初心を忘れ、視野が狭くなってしまっているのではないかと思いました。
毎日出てくる新たな問題に向き合っているうちに、そこに辿り着くまでに考えていたことが少しずつ薄れていってしまうことがあります。それは決して悪いことではなく、前に進んでいる証拠でもあると思うのですが、一方で、自分がどこに向かって進んでいるのか分からなくなったり、ただ前に進もうとすることが当たり前になって、なぜそうしているのかが分からなくなったりすることもあるのではないか。また、起こった事象に対応するのに追われているうちに、いつの間にか視野が狭くなり、その場から後退することを防ぐのに精一杯で、前に進むことができなくなることもあるのではないか。今のチームも、そして私も、まさにそうなってしまっているのではないかと感じます。
そんな中、初心を振り返るきっかけになることがありました。
私は2年生の秋頃から、自分で「FIGHTERSノート」というものを作っていました。作るようになったきっかけはスタッフ向けの「組織マネジメント研修」を受けたことだったのですが、そこからは、マネジメントについて調べたことや、学年ミーティングを行った時の記録、自分の考えなど、いろんなこと整理する目的で書くようになりました。最近は他の方法で整理するようになったためあまり開いていなかったのですが、先日ノートを見返す機会があり、過去の自分の考えに触れました。たった1、2年前に自分が考えて書いたことですが、懐かしく感じ、当時のことを思い出しました。それと共に、今の私は過去の自分に恥ずかしくない私でいられているだろうかと思いました。
本を読んだり、考えたり、調べたり、誰かに相談したり。そうしながら自分がやりたいこと、やるべきだと思うことをやって、迷惑をかけながら失敗も沢山してきました。4年生になったら、主務になったらどうあるべきかなど、今振り返ってみれば、色んなことを考えて自分なりに頑張っていたのだと思いました。私はなんでも要領よくこなせるタイプではないので、ただコツコツと続けることしかできません。仕事を効率よくこなすことも、予想外のことに対応することも、人を惹きつける話や行動をとることも苦手です。そんな自分が当時考えていた、目指していた姿に自分はなれているのだろうかと考えると、全く違うわけではないですが、まだまだ全然足りていません。それと同時に、頑張っていた過去の自分を裏切ってはいけないとも思いました。
自分を裏切ることは他の人を裏切るよりも簡単で、裏切っていると思うか今のままで良いと思うかも自分次第です。でもだからこそ自分が一番自分に厳しくあるべきで、今の私のままでは過去の自分に顔向けできません。
チームとしても、「自分たちがしたいフットボールとは何なのか」「FIGHTERSらしいフットボールとは何なのか」「どんなチームにしたいのか」。それらについて考えられている選手、スタッフがどれだけいるか。そしてその人たちがどれだけその想いを忘れずに行動し、足りていないところを見つめ直し、突き詰めることができるかが大切だと思います。
初心を忘れず、視野を広く持って考え、自分がやってきたことを裏切らない行動をし続ける。簡単なことではないですが、私たちが目指すFIGHTERSに必ずなるということを改めて決意して取り組んでいきます。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
毎日出てくる新たな問題に向き合っているうちに、そこに辿り着くまでに考えていたことが少しずつ薄れていってしまうことがあります。それは決して悪いことではなく、前に進んでいる証拠でもあると思うのですが、一方で、自分がどこに向かって進んでいるのか分からなくなったり、ただ前に進もうとすることが当たり前になって、なぜそうしているのかが分からなくなったりすることもあるのではないか。また、起こった事象に対応するのに追われているうちに、いつの間にか視野が狭くなり、その場から後退することを防ぐのに精一杯で、前に進むことができなくなることもあるのではないか。今のチームも、そして私も、まさにそうなってしまっているのではないかと感じます。
そんな中、初心を振り返るきっかけになることがありました。
私は2年生の秋頃から、自分で「FIGHTERSノート」というものを作っていました。作るようになったきっかけはスタッフ向けの「組織マネジメント研修」を受けたことだったのですが、そこからは、マネジメントについて調べたことや、学年ミーティングを行った時の記録、自分の考えなど、いろんなこと整理する目的で書くようになりました。最近は他の方法で整理するようになったためあまり開いていなかったのですが、先日ノートを見返す機会があり、過去の自分の考えに触れました。たった1、2年前に自分が考えて書いたことですが、懐かしく感じ、当時のことを思い出しました。それと共に、今の私は過去の自分に恥ずかしくない私でいられているだろうかと思いました。
本を読んだり、考えたり、調べたり、誰かに相談したり。そうしながら自分がやりたいこと、やるべきだと思うことをやって、迷惑をかけながら失敗も沢山してきました。4年生になったら、主務になったらどうあるべきかなど、今振り返ってみれば、色んなことを考えて自分なりに頑張っていたのだと思いました。私はなんでも要領よくこなせるタイプではないので、ただコツコツと続けることしかできません。仕事を効率よくこなすことも、予想外のことに対応することも、人を惹きつける話や行動をとることも苦手です。そんな自分が当時考えていた、目指していた姿に自分はなれているのだろうかと考えると、全く違うわけではないですが、まだまだ全然足りていません。それと同時に、頑張っていた過去の自分を裏切ってはいけないとも思いました。
自分を裏切ることは他の人を裏切るよりも簡単で、裏切っていると思うか今のままで良いと思うかも自分次第です。でもだからこそ自分が一番自分に厳しくあるべきで、今の私のままでは過去の自分に顔向けできません。
チームとしても、「自分たちがしたいフットボールとは何なのか」「FIGHTERSらしいフットボールとは何なのか」「どんなチームにしたいのか」。それらについて考えられている選手、スタッフがどれだけいるか。そしてその人たちがどれだけその想いを忘れずに行動し、足りていないところを見つめ直し、突き詰めることができるかが大切だと思います。
初心を忘れず、視野を広く持って考え、自分がやってきたことを裏切らない行動をし続ける。簡単なことではないですが、私たちが目指すFIGHTERSに必ずなるということを改めて決意して取り組んでいきます。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。