主務ブログ2024 2017/9
「裏付け」のある闘争心をもって
投稿日時:2017/09/21(木) 22:34
いよいよ京都大学との試合を迎えます。前節の桃山学院大学との試合は65-0で勝利することができましたが、監督や石井先生が「自分たちが強いと勘違いしたらあかん」とおっしゃったように、京都大学は今までのように勝てる相手ではないことは身にしみて感じております。勝つなら僅差、負けるなら大差、このような思いで前節が終わってから取り組んでまいりました。
また、これまでの試合とは確実に違うものが今回の試合にはあります。過去の試合を見てみても何が起こるのかわからない、それが関京戦です。えげつないタックル・ブロック・それでいて緻密に練られた戦術等、考えれば考えるほど「恐怖」の二文字が襲いかかり、どうすればいいのかと悩んで夜も寝られない日々が続きました。ビデオを見ていても各ポジションに隙はなく、厳しい戦いを強いられることは確実です。では、これまで経験したことがないような並々ならぬ気迫と実力を持ったそのような相手にどのように戦うか。
私は、たとえどんなに格上の相手でも下手に回らず、えげつない闘争心をもって目の前の1プレーに全てをぶつけること、これしかないと思います。戦術やファンダメンタル等様々な要因があるものの、試合でそのようなことを意識しながらやっても全力を出しきれるわけがありません。目の前の相手に絶対に負けない、絶対に勝ってやる、この思いが強い方が勝つ、そのように思います。どんなにやられても、どんなにうまくいかなくても「なにくそ、今に見とけ。絶対にやり返したる」と心を入れ替えて毎プレーに全てをぶつけます。
最後に、我々が心に留めておくべきことが1つあります。それは、試合が開始するまでの時間は闘争心に「裏付け」をつける時間だということです。ただやみくもに気持ちをぶつければいいというわけではありません。どうすれば勝負できるのかと悩み続ける、これまでの自分たちの取り組み、フットボールにかけてきた日々を思い返し自分自身を奮い立たせるなど、尽きぬ不安と戦い続けた者が試合開始と同時に無の境地に達することができるのだと思います。
不安は尽きないかもしれない。ただ、試合が始まるまでは絶対にそこから逃げるな。1つでも不安なことを消すために、できることはなんでもやろう。そして、試合が始まればその不安を全て払拭し、えげつない闘争心をむき出しにして戦おう。誰一人として欠けてはならない。選手・スタッフ関係なく、与えられた場所で己の役割を全力で全うしよう。
22日の18時45分、男と男の意地のぶつかり合いが始まります。2017年度FIGHTERS、全部員が腹をくくって試合へ臨みます。
また、これまでの試合とは確実に違うものが今回の試合にはあります。過去の試合を見てみても何が起こるのかわからない、それが関京戦です。えげつないタックル・ブロック・それでいて緻密に練られた戦術等、考えれば考えるほど「恐怖」の二文字が襲いかかり、どうすればいいのかと悩んで夜も寝られない日々が続きました。ビデオを見ていても各ポジションに隙はなく、厳しい戦いを強いられることは確実です。では、これまで経験したことがないような並々ならぬ気迫と実力を持ったそのような相手にどのように戦うか。
私は、たとえどんなに格上の相手でも下手に回らず、えげつない闘争心をもって目の前の1プレーに全てをぶつけること、これしかないと思います。戦術やファンダメンタル等様々な要因があるものの、試合でそのようなことを意識しながらやっても全力を出しきれるわけがありません。目の前の相手に絶対に負けない、絶対に勝ってやる、この思いが強い方が勝つ、そのように思います。どんなにやられても、どんなにうまくいかなくても「なにくそ、今に見とけ。絶対にやり返したる」と心を入れ替えて毎プレーに全てをぶつけます。
最後に、我々が心に留めておくべきことが1つあります。それは、試合が開始するまでの時間は闘争心に「裏付け」をつける時間だということです。ただやみくもに気持ちをぶつければいいというわけではありません。どうすれば勝負できるのかと悩み続ける、これまでの自分たちの取り組み、フットボールにかけてきた日々を思い返し自分自身を奮い立たせるなど、尽きぬ不安と戦い続けた者が試合開始と同時に無の境地に達することができるのだと思います。
不安は尽きないかもしれない。ただ、試合が始まるまでは絶対にそこから逃げるな。1つでも不安なことを消すために、できることはなんでもやろう。そして、試合が始まればその不安を全て払拭し、えげつない闘争心をむき出しにして戦おう。誰一人として欠けてはならない。選手・スタッフ関係なく、与えられた場所で己の役割を全力で全うしよう。
22日の18時45分、男と男の意地のぶつかり合いが始まります。2017年度FIGHTERS、全部員が腹をくくって試合へ臨みます。
真価が問われる
投稿日時:2017/09/08(金) 19:50
同志社大学とのリーグ初戦、結果は28-0で勝利したものの、前半のスコアは7-0。ディフェンスのゴール前でのインターセプトがなければ失点し、同点で後半を迎えていてもおかしくない試合でした。もし同点で前半を終えていたら、全員が「まさか」「こんなはずでは」と浮き足立ち、結果は変わっていたに違いありません。本当にフットボールの実力だけではなくチーム力そのものの弱さ、脆さが露呈した試合でありました。
このような試合になってしまったのには必ず理由があります。原因はやはり日々のフットボールに対する向き合い方、取り組み方にありました。一人一人の中に「自分は何をしたいのか」という強いこだわり、思いがあるのかどうか。同志社戦の2日前、コーチから「このチームから何をしたいのか、どんなゲームをしたいのかというものが全く伝わって来ない」という旨のご指摘を受けました。
一人一人、全く頑張っていないわけではない。しかし、がむしゃらに、ただやみくも取り組んで勝てるというほど相手は甘くありません。どのように結果を出すのか、そこから「正解はない」という理由をつけて考えることから逃げていたのではないかと思います。
練習の1つのメニュー、1つのプレーの精度、1つの集散、1つのダッシュにどれだけ馬鹿みたいにこだわっているのか。一戦一戦勝ち抜かなければならないものの、目標である日本一になるためには試合を重ねるたびに成長していくしかありません。
また、なかなか結果が出ないことに対して「ああ、何故こうもうまくいかないのか」で終わっていないだろうか。どうすればこの状況を打開できるのか、どうすればプレーが通るのか、止まるのか、そこに目を向け、徹底的に考え抜かない限りこのチームに先はない、その現実が突きつけられています。
この現状を受け、前節の試合後に各ポジション・各個人の今年の目標を再確認し、その上で次の桃山学院大学戦でどんなプレーをしたいのか、そのために日々何にこだわって、何をして過ごすのかを共有し、過ごしてきました。明日の試合の結果が今年度ファイターズの今後を決めるといっても過言ではありません。勝ちに執着するのはもちろんのこと、どうやって勝つのか、どんなゲームを展開したいのか、どんなプレーをしたいのか、どんなサイドラインを作るのか、前節の結果から何を感じ、どれだけ本気で結果を出すことにかけてきたのか、それらが試される、正に「真価が問われる」試合です。試合までの残された時間、今週の取り組みを振り返り、試合当日に自分は何を体現するのかを再確認したうえで、試合直前まで徹底的に準備をして試合に臨みます。
このような試合になってしまったのには必ず理由があります。原因はやはり日々のフットボールに対する向き合い方、取り組み方にありました。一人一人の中に「自分は何をしたいのか」という強いこだわり、思いがあるのかどうか。同志社戦の2日前、コーチから「このチームから何をしたいのか、どんなゲームをしたいのかというものが全く伝わって来ない」という旨のご指摘を受けました。
一人一人、全く頑張っていないわけではない。しかし、がむしゃらに、ただやみくも取り組んで勝てるというほど相手は甘くありません。どのように結果を出すのか、そこから「正解はない」という理由をつけて考えることから逃げていたのではないかと思います。
練習の1つのメニュー、1つのプレーの精度、1つの集散、1つのダッシュにどれだけ馬鹿みたいにこだわっているのか。一戦一戦勝ち抜かなければならないものの、目標である日本一になるためには試合を重ねるたびに成長していくしかありません。
また、なかなか結果が出ないことに対して「ああ、何故こうもうまくいかないのか」で終わっていないだろうか。どうすればこの状況を打開できるのか、どうすればプレーが通るのか、止まるのか、そこに目を向け、徹底的に考え抜かない限りこのチームに先はない、その現実が突きつけられています。
この現状を受け、前節の試合後に各ポジション・各個人の今年の目標を再確認し、その上で次の桃山学院大学戦でどんなプレーをしたいのか、そのために日々何にこだわって、何をして過ごすのかを共有し、過ごしてきました。明日の試合の結果が今年度ファイターズの今後を決めるといっても過言ではありません。勝ちに執着するのはもちろんのこと、どうやって勝つのか、どんなゲームを展開したいのか、どんなプレーをしたいのか、どんなサイドラインを作るのか、前節の結果から何を感じ、どれだけ本気で結果を出すことにかけてきたのか、それらが試される、正に「真価が問われる」試合です。試合までの残された時間、今週の取り組みを振り返り、試合当日に自分は何を体現するのかを再確認したうえで、試合直前まで徹底的に準備をして試合に臨みます。