主務ブログ2024 2016/9/15

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理屈が先か気持ちが先か

投稿日時:2016/09/15(木) 19:26

 先週9月10日の第2節・甲南大学戦では、また多くの課題が見つかりました。41-0でゲームには勝ったものの、反則が5回30yd、オフェンスは4回のTurnoverを与えて、キッキングでも2試合連続となるロングゲインを許してしまいました。石井先生がコラムにも書かれていたように、今気づくことができた、与えられた課題は天からの贈り物で、前の試合の課題を確実に潰す為に何をするかが大切です。

 今春、私たちは立教大学と合同練習をする機会があり、京都大学出身で日本代表も経験されたKicker専任コーチとの交流など、今までなかった関東のチームとのネットワークができました。さらに、今年度より水野彌一氏が立教大学でアドバイザーに就任されたということもあり、個人的に立教大学の動向が気になっていました。初戦の早稲田戦に敗戦した後、あるコラムに水野彌一氏の次のような言葉が紹介されていました。
 「理屈が先に立つフットボールは好きではない」
 理屈が先か気持ちが先か。この話が今年になってよく課題に上がります。
 自分たちよりアスリート揃いで身体の大きな相手に対して、緻密なプレーの精度にこだわる、勝負所を絶対に取る、それがFIGHTERSのフットボールの強みであり、FIGHTERSの勝ち方である。そこには確かな理論があり、ありとあらゆる想定と理屈の上に成り立っている。私たちにとって理屈というのは必要不可欠だと思う。理屈なしに、勢いや気持ちを優先してしまっては2流のチームである。
 一方で、理屈をどれほど並べても、アサイメントを完璧にこなせても、えげつなく強くデカい相手に更に気持ちで負ければ、100%勝ち目はない。試合の「ここぞ」というところでは相手もその1プレーを死ぬ気で止めに来る、通しにくる。相手の対面に立ち、相手よりも強い気持ちでやる。それが魂のこもったプレーだと思う。
 今の自分たちはどちらも中途半端な状態。もう一度自分たちの、FIGHTERSのフットボールは何なのか,
アスリートの集団に何で勝つのか、を心に留め、次節・龍谷大学戦に臨みます。

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