主務ブログ2024 2013/10/8
「弱い」を自覚する
投稿日時:2013/10/08(火) 20:21
前節の近畿大学戦では、オフェンスは後半のドライブにも象徴されていたように、コミュニケーションミスや反則、ターンオーバー等で自滅。ディフェンスは、リーグ戦初の完封を収めたものの、強豪校に勝負できるファンダメンタルを試合中に出来ている選手が少ない。キッキングは、勝負どころで得点することが出来なかった。グラウンドでよく池永が口にしている「今のプレーで負けやぞ」という言葉をもっと危機感として全員受け止めるべきだ。我々は一昨年、昨年と違って「弱い」。
前々節同様、反省で出た言葉は「準備不足」。「準備不足」ということは、まだまだ4年生のチェックが甘いということだ。リーグ終盤では、ロースコアゲームが予想される中で、ひとつのミスで負けに直結することは、フィールドに立つ人間全員が自覚しなければならない。ゲームの中で千載一遇のチャンスが回ってきたとしても「準備」が足りておらず、得点出来なければ勝利することは出来ない。ということは、我々4年生は引退ということになる。あれだけ春合宿でミーティングを重ね、気が狂ったようにトレーニングで自分を追い込み、夏合宿の苦労を共に乗り越えてきたことが、一瞬にして「無」になる。また、今の時点でリーグの最終節・立命館大学戦の第4Qをビハインドの状況で自分達のフットボールをして勝てるかという質問に「勝てる」と自信を持って言える人間が何人いるだろうか。根拠のない「自信」や「強がり」ではなく、本当に自分が勝利に導くと言える人間が何人いるのだろうか。今の取り組みで決戦前夜に「何が何でも勝つ」という思いに嘘偽りなく思えるのだろうか。この危機感が4年生になさすぎる。これはミーティングを重ねれば変わるというものではない。本人の自覚とそれを仲間がどれだけ気づかせてやるかだと思う。そして、その気づきの連鎖が勝利に繋がると信じて、貫いていくことしかスローガンである「ALL for ONE」を達成する術ではないかと私は考える。
しかし、ここで私が言いたいのは「悲観的」になることとは違うということだ。強豪との差を絶望的に感じている部員もいるだろうし、自分の力量に不安に思う人も多いだろうが、そこからどうしていくのかが大切だ。自分の「弱さ」を自覚して、フットボールに対しての取り組む姿勢を変えることで、あいまいに取り組んでいたことをなくし、しんどいけれどとことん自分と向き合い、他人にも要求され、要求していく。これが戦い続ける集団「FIGHTERS」だ、と私は解釈している。だからこそ、勝った時に言葉では表現することが出来ないような喜びと達成感が溢れ出てくるのだと思う。我々はそこを目標にしてフットボールをしていることを忘れてはならない。究極の目標ではあるが、それを達成することができる環境が我々には与えられているのだから、とことんKGのフットボールで勝負したい。
現時点での社会人、強豪校との力量差は、正直まだある。しかし、FIGHTERSの先輩方は上述のようなことを実践し、過去には戦力面では厳しいと言われていた年でも勝ってこられた。私たちもそう言った泥臭いことができるチームで勝負して勝ちたいし、絶対にその上で目標の「日本一」を達成する。
次節は、強豪校ともロースコアゲームをしてきている神戸大学。気を引き締めて望みます。応援よろしくお願いします。
前々節同様、反省で出た言葉は「準備不足」。「準備不足」ということは、まだまだ4年生のチェックが甘いということだ。リーグ終盤では、ロースコアゲームが予想される中で、ひとつのミスで負けに直結することは、フィールドに立つ人間全員が自覚しなければならない。ゲームの中で千載一遇のチャンスが回ってきたとしても「準備」が足りておらず、得点出来なければ勝利することは出来ない。ということは、我々4年生は引退ということになる。あれだけ春合宿でミーティングを重ね、気が狂ったようにトレーニングで自分を追い込み、夏合宿の苦労を共に乗り越えてきたことが、一瞬にして「無」になる。また、今の時点でリーグの最終節・立命館大学戦の第4Qをビハインドの状況で自分達のフットボールをして勝てるかという質問に「勝てる」と自信を持って言える人間が何人いるだろうか。根拠のない「自信」や「強がり」ではなく、本当に自分が勝利に導くと言える人間が何人いるのだろうか。今の取り組みで決戦前夜に「何が何でも勝つ」という思いに嘘偽りなく思えるのだろうか。この危機感が4年生になさすぎる。これはミーティングを重ねれば変わるというものではない。本人の自覚とそれを仲間がどれだけ気づかせてやるかだと思う。そして、その気づきの連鎖が勝利に繋がると信じて、貫いていくことしかスローガンである「ALL for ONE」を達成する術ではないかと私は考える。
しかし、ここで私が言いたいのは「悲観的」になることとは違うということだ。強豪との差を絶望的に感じている部員もいるだろうし、自分の力量に不安に思う人も多いだろうが、そこからどうしていくのかが大切だ。自分の「弱さ」を自覚して、フットボールに対しての取り組む姿勢を変えることで、あいまいに取り組んでいたことをなくし、しんどいけれどとことん自分と向き合い、他人にも要求され、要求していく。これが戦い続ける集団「FIGHTERS」だ、と私は解釈している。だからこそ、勝った時に言葉では表現することが出来ないような喜びと達成感が溢れ出てくるのだと思う。我々はそこを目標にしてフットボールをしていることを忘れてはならない。究極の目標ではあるが、それを達成することができる環境が我々には与えられているのだから、とことんKGのフットボールで勝負したい。
現時点での社会人、強豪校との力量差は、正直まだある。しかし、FIGHTERSの先輩方は上述のようなことを実践し、過去には戦力面では厳しいと言われていた年でも勝ってこられた。私たちもそう言った泥臭いことができるチームで勝負して勝ちたいし、絶対にその上で目標の「日本一」を達成する。
次節は、強豪校ともロースコアゲームをしてきている神戸大学。気を引き締めて望みます。応援よろしくお願いします。