主務ブログ2024 2012/10/4
人間の集団のリーダーとして
投稿日時:2012/10/04(木) 23:49
更新が遅くなって申し訳ありません。
まず、今さらですが試合のご報告から。
スコアは66-6でしたが、やはり気になるのが、メンバーが2枚目以降になったときに攻めきれない、守りきれない。「フットボールは自分一人が出来たって勝てるスポーツではない」ということを、4年生はもちろん、後輩たちにももっと理解していってほしい。
逆にこの試合で良いこともあった。前回のブログで、「良い意味で『しょうもないことが出来る人間』がもっと出てこなければ。」という内容を書かせてもらったが、この試合に向けた練習中、そして試合中のサイドラインでも、「自分が変える」という意思を持ち、「小さな積み重ね」をする人間が増えてきたように思う。実際に前節のサイドラインに比べてユニット全体の「貪欲さ」を感じた。
少しずつではあるが進んでいるということを確信した試合でもあった(もちろんこれからのことを思うと決して満足できていないのではあるが…)。
話は大きく変わって、先日、昨年の関立戦をDVDで観ていた時に感じたことがある。
「今年の4年生は勝ちに飢えている。」
実況中継の方が鳥内監督のコメントを紹介していたのだが、そのコメントを聞いてハッとした。
我々の学年と比べてどうなのか。客観的に見ても、今年の4年生が「飢えている」と言うところまでではないのが正直なところだろう。やはり、昨年「勝ってしまった」(あえてこの表現を使わせてもらいます)のがその原因だろうか。
春シーズンに島野コーチから頂いた言葉にヒントがあるかも知れない。
「お前らは『アカン、アカン』って言いすぎやねん。皆に夢や希望を持たせるのもリーダーの役割や。」
島野コーチの話では、勝った年(甲子園まで勝ち進んだ年)の翌年はチーム全体が「せなアカン=Must!!」というガチガチの雰囲気になりやすいという。
我々幹部=リーダーは仲間に対して「勝ちたい!」と思わせることが出来ているのだろうか。
「偉そうに何言うてんねん。」
監督によくそう言われることがある。我々がリーダーっぽいことを言うだけで実際にリーダーとしての役割を果たし切れていないことをおっしゃっているのだと思う。
例えば、夢や希望を持たせるような行動をとったり、言葉を仲間にかけてたりできていない。今思い返せば、確かに「Must」というニュアンスの言葉しかかけていないような気がする。受ける側も人間なので「こうせなアカン」「こうならなアカン」と言われ続ければ、「勝ちたい」「勝つ!」という思いも気づかないうちに悪い意味で「勝たなければならない」となることは容易に想像できる。
私は島野コーチにこの言葉をかけていただいたときに、「チームを牽引する」ということと「仲間に夢や希望を与える」ということは別次元のものであって「矛盾している」と思っていた。しかしやっとここにきてその重要性が理解できてきたような気がする。
これまでは本当の団結力をつくるということから逃げてしまっていたのかもしれない。
1人1人の強い意志と強い団結力があれば、ピンチをチャンスに変えるようなチームになれるはずである。どんなに苦しい場面でも全員が団結し、真正面から立ち向かっていくようなチームにしたい。
(追伸)
いつもつたない文章のブログを見ていただき、ありがとうございます。特に、前回のブログは100件を超える「いいね!」をいただき、大変感激しております。これからもどんどん更新していきますので引き続きお付き合いのほどよろしくお願い致します。
まず、今さらですが試合のご報告から。
スコアは66-6でしたが、やはり気になるのが、メンバーが2枚目以降になったときに攻めきれない、守りきれない。「フットボールは自分一人が出来たって勝てるスポーツではない」ということを、4年生はもちろん、後輩たちにももっと理解していってほしい。
逆にこの試合で良いこともあった。前回のブログで、「良い意味で『しょうもないことが出来る人間』がもっと出てこなければ。」という内容を書かせてもらったが、この試合に向けた練習中、そして試合中のサイドラインでも、「自分が変える」という意思を持ち、「小さな積み重ね」をする人間が増えてきたように思う。実際に前節のサイドラインに比べてユニット全体の「貪欲さ」を感じた。
少しずつではあるが進んでいるということを確信した試合でもあった(もちろんこれからのことを思うと決して満足できていないのではあるが…)。
話は大きく変わって、先日、昨年の関立戦をDVDで観ていた時に感じたことがある。
「今年の4年生は勝ちに飢えている。」
実況中継の方が鳥内監督のコメントを紹介していたのだが、そのコメントを聞いてハッとした。
我々の学年と比べてどうなのか。客観的に見ても、今年の4年生が「飢えている」と言うところまでではないのが正直なところだろう。やはり、昨年「勝ってしまった」(あえてこの表現を使わせてもらいます)のがその原因だろうか。
春シーズンに島野コーチから頂いた言葉にヒントがあるかも知れない。
「お前らは『アカン、アカン』って言いすぎやねん。皆に夢や希望を持たせるのもリーダーの役割や。」
島野コーチの話では、勝った年(甲子園まで勝ち進んだ年)の翌年はチーム全体が「せなアカン=Must!!」というガチガチの雰囲気になりやすいという。
我々幹部=リーダーは仲間に対して「勝ちたい!」と思わせることが出来ているのだろうか。
「偉そうに何言うてんねん。」
監督によくそう言われることがある。我々がリーダーっぽいことを言うだけで実際にリーダーとしての役割を果たし切れていないことをおっしゃっているのだと思う。
例えば、夢や希望を持たせるような行動をとったり、言葉を仲間にかけてたりできていない。今思い返せば、確かに「Must」というニュアンスの言葉しかかけていないような気がする。受ける側も人間なので「こうせなアカン」「こうならなアカン」と言われ続ければ、「勝ちたい」「勝つ!」という思いも気づかないうちに悪い意味で「勝たなければならない」となることは容易に想像できる。
私は島野コーチにこの言葉をかけていただいたときに、「チームを牽引する」ということと「仲間に夢や希望を与える」ということは別次元のものであって「矛盾している」と思っていた。しかしやっとここにきてその重要性が理解できてきたような気がする。
これまでは本当の団結力をつくるということから逃げてしまっていたのかもしれない。
1人1人の強い意志と強い団結力があれば、ピンチをチャンスに変えるようなチームになれるはずである。どんなに苦しい場面でも全員が団結し、真正面から立ち向かっていくようなチームにしたい。
(追伸)
いつもつたない文章のブログを見ていただき、ありがとうございます。特に、前回のブログは100件を超える「いいね!」をいただき、大変感激しております。これからもどんどん更新していきますので引き続きお付き合いのほどよろしくお願い致します。