主務ブログ2024 2008/11

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「立命戦」QB加納友輔

投稿日時:2008/11/28(金) 07:06

 更新の日がだいぶ空いてしまい、申し訳ありません。
 リーグ最終戦となる立命館大学戦を前に選手・スタッフ共に試合の準備でバタバタしております。
 今回は、QB加納に最終戦である立命戦に懸ける想いを語ってもらいます。

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 11月15日の関大戦に勝ち、なんとか全勝を守ってここまできました。最終戦は、最強の敵である立命館大学。スターターとして迎える最初で最後の立命戦。ビデオを見れば見るほど、立命の強さばかりが目立ちます。そんな相手に対して試合をする前に、一本のビデオを久しぶりに見ました。それは我々が1年生の時の、2005年の立命戦です。結果は2点差で敗れ、最後に立命に負けた試合でもあります。メンバーはほとんどいれかわっているため、スカウティングのために見たのではなく。あることを自分に再認識させるために見ました。それはミスの恐ろしさです。京大前にも2004年の京大戦を見て同じように自分に言い聞かせていましたので、今回は相手が立命の場合です。この試合では、パスを3つインターセプトされています。そしてあと2つぐらいされてもおかしくないようなパスがありました。過去5年間の6試合はすべて3点差以内の勝負で終わっています。僕がこんなミスをしてしまったら間違いなくゲームを潰してしまいます。立命戦独特の異様な雰囲気の中で、自分がミスにビビらずにプレーできるようになるかだと思います。
 やっと立命とできるという気持ちもあります。今年の1月3日に昨年のチームが終わり、4年生になった瞬間から、11月30日の立命戦を意識しながら取り組んできました。毎日グラウンドで、どうすればオフェンスが機能するのか試行錯誤してきました。戦術においても、ミーティングを重ねれば重ねるほど、これで本当に良いのかと思うこともありました。しかし、それはすべてビデオやイメージの立命との戦いでした。今まで我々のイメージでしかなかった立命と同じフィールドで戦えるという楽しみな気持ちもあります。
 私は今年度の4年生が好きだし、この学年じゃなかったらここまでやってこれなかったでしょう。この学年と少しでも長くフットボールがしたいと純粋に思います。もしかしたら今年一年の取り組みが、最強の立命ディフェンスに対して全く通用しないのではないかという不安が今はまだあります。しかし、試合当日はやってきたことを信じて、覚悟決めてやるだけだと思っています。試合当日を今年ベストの状態で迎えられるように、残りの時間を大事に使って準備したいと思います。応援よろしくお願いします。
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 今年のFIGHTRESで立命館に負けたことがあるのは今の4年生が1年生の時の一度だけ。自分たちのシーズンが終わっているのに立命館は次の試合に向けて準備している、あれほど悔しかった事はありません。どれだけ立命館の強さ、大一番の試合の怖さを下級生に伝える事ができるかが4年生に問われていると思います。
 コラムをご覧の方々、応援してくださる方々、11月30日の立命館大学戦楽しみにしていてください。

「チームが一丸となり」K/P高野篤

投稿日時:2008/11/07(金) 21:07

 先日、西京極陸上競技場で行われた京都大学戦、遠方まで応援に来ていただきありがとうございました。
 とうとう関西大学戦が近くにまでやってきました。春の関関戦では3点差、NEW ERA BOWLで一度は同じチームだった事もあり、彼らの能力の高さ、特にKickingの強さは、身に染みて分かっており、試合の準備に追われ大忙しの毎日です。さて、今回はK/Pの高野にリーグ戦残り2試合となった今の心境を語ってもらいます。

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 こんにちは。3年生K/Pの高野篤です。
 京都大学戦も終わり、ついに関西リーグ残り2戦となりました。京都大学戦は2週間前の練習から危機感と闘志を前面に出し、それが試合に良い結果として現れたように思います。この経験を過信してはいけませんが、京都大学に向けたこの気持ちの入った練習や想いを残りの2戦にもぶつけていきたいと思っています。
 この2戦に向けてさっそく京大戦の次の日からほぼ一日のすべての時間をミーティングとスカウティングに費やし、いつも選手がミーティングをする会議室では様々なポジションの上級生がテレビ画面を前に必死にビデオを見ています。そうした姿を見ていると、この残りの試合に対する不安やシーズンを終わらせるわけにはいかないという想いが感じられ、絶対に負けたくない、最後までこのメンバーで勝ち続ける、とさらに気持ちが高まっていきます。
 そしてこれから迎える残り2戦は毎年とても厳しい試合になります。1点が試合の勝敗を決め、一つのミスや反則で流れを持っていかれて試合の展開を左右し、1Play1Playがその試合の勝ち負けに直結する緊迫した試合です。
 個人的にもこの2戦には特別な想いがあります。僅差の試合ではKickingが勝敗を決めるとても大事なユニットになります。特に昨年はKickingで試合の流れをつかみ勝つことができました。今年はシーズンが始まってから昨年のKickingを越えるつもりで練習してきました。その目標を達成するためにも、今年も試合の流れを掴むためにもKickingでBig Playを起こしていきます。
 そして試合終了の笛がなる最後の最後まで走りつづけ、チーム一丸となり、勝ちをつかめるように準備していきたいと思っています。
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