主務ブログ2025
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憧れの舞台から、戦いの舞台へ
投稿日時:2017/12/16(土) 23:20
いよいよ明日、甲子園ボウルを迎えます。中学からフットボールを始めた私にとって、「甲子園」という場所は夢のような憧れの舞台でありました。2007年の関学対日大の甲子園ボウル。あの激闘を目の当たりにし衝撃を受けた中学生の私は、何度もそのビデオを見返しては「大学までフットボールを続けて自分もこんな舞台に立ってプレーがしたい」という思いを募らせていました。そして今年、最終学年の年に甲子園ボウルへ出場することができたこと、また、対戦相手が日本大学ということに、「まさかあの舞台に立てるなんて」とどこか不思議な感覚を覚えます。
しかし、今の自分にとって甲子園は「憧れの舞台」であると同時に、絶対に負けたくない「戦いの舞台」であるという思いが強くなっています。それは今年の春、4年生の仲間と何度もミーティングを重ねる中で、「ライスボウルで社会人を倒して日本一になる」「1月3日の結果をChangeする」という目標を定め、その中で相手がどこであれ一戦必勝の思いですべてをぶつけて絶対に勝とうと約束したからです。
相手となる日本大学は今年、様々な壁に直面しながらも着実に成長し、肉体的にも精神的にもタフになってきたチームです。それは若いメンバーが多い中でも接戦を勝ち抜き、関東リーグを制覇したその結果が物語っています。間違いなく今まで対戦してきた相手の中でプレーの精度も気迫もずば抜けているはずです。どんな気迫を持ってこの一戦に望んでくるのだろうか、日大の4回生の覚悟はどれだけ強いのだろうか、どんなプレーを仕掛けてくるのだろうか、、、こんなことを考えれば考えるほど不安・恐怖は膨らむばかりです。
しかし、我々がやるべきことは相手が誰であれ、その1プレーにその一瞬に、自分の全てを、魂をぶつけることです。我々の部員一人一人にはそれぞれの思いがあります。その思いを、200人全員が全てぶつけます。
また、甲子園ボウルに西日本代表として出場するということは立命館大学をはじめとした、関西、そして西日本の全大学の様々な思いを背負って戦うということです。絶対に勝ってやるという闘争心、西日本代表校として出場する誇りと責任を噛み締め、「戦いの舞台」に向けて残された時間を過ごしたいと思います。そして必ず、日本大学を倒します。
しかし、今の自分にとって甲子園は「憧れの舞台」であると同時に、絶対に負けたくない「戦いの舞台」であるという思いが強くなっています。それは今年の春、4年生の仲間と何度もミーティングを重ねる中で、「ライスボウルで社会人を倒して日本一になる」「1月3日の結果をChangeする」という目標を定め、その中で相手がどこであれ一戦必勝の思いですべてをぶつけて絶対に勝とうと約束したからです。
相手となる日本大学は今年、様々な壁に直面しながらも着実に成長し、肉体的にも精神的にもタフになってきたチームです。それは若いメンバーが多い中でも接戦を勝ち抜き、関東リーグを制覇したその結果が物語っています。間違いなく今まで対戦してきた相手の中でプレーの精度も気迫もずば抜けているはずです。どんな気迫を持ってこの一戦に望んでくるのだろうか、日大の4回生の覚悟はどれだけ強いのだろうか、どんなプレーを仕掛けてくるのだろうか、、、こんなことを考えれば考えるほど不安・恐怖は膨らむばかりです。
しかし、我々がやるべきことは相手が誰であれ、その1プレーにその一瞬に、自分の全てを、魂をぶつけることです。我々の部員一人一人にはそれぞれの思いがあります。その思いを、200人全員が全てぶつけます。
また、甲子園ボウルに西日本代表として出場するということは立命館大学をはじめとした、関西、そして西日本の全大学の様々な思いを背負って戦うということです。絶対に勝ってやるという闘争心、西日本代表校として出場する誇りと責任を噛み締め、「戦いの舞台」に向けて残された時間を過ごしたいと思います。そして必ず、日本大学を倒します。
思いがプレーに憑依する
投稿日時:2017/12/05(火) 06:27
先日は寒い中応援に駆けつけてくださりありがとうございました。スタンドからの大声援、会場に来れなくとも勝利を祈ってくださった方、全てが後押しとなり、再度戦うことになった立命館大学に雪辱を果たすことができました。本当にありがとうございました。
11月19日の「敗戦」というこれまでの取り組み全てを否定された絶望の淵から、「何をどう変えんねん」「2週間後、あいつらに真逆のことをしてやろう」と一人一人が己と真剣に向きあってきた、そのことを証明できたことが何よりも嬉しかったです。
試合前、多くの4年生は「今日がフットボール人生で最後の試合になるかもしれない」という思いで、下級生は「今日で今年のチームが終わってしまうかもしれない」という思いで試合会場に到着し、その得体の知れない不安や恐怖からFight Onを歌った瞬間には自然と涙が溢れていました。一度は死んだ身、とにかく全てをぶつけようと多くの者が思えたからこそ、無の境地でプレーをすることができたのではないかと感じています。そして何よりも再建の年、苦しい年と言われ、頼りなく情けない4年生ばかりの中、下級生一人一人が「俺がやったんねん」という気迫を持って苦しい2週間を過ごし、その思いをプレー、サイドライン、スポッター等のあらゆる自分のフィールドでぶつけてくれたことには頭が上がりません。前々回のブログにも書いた「"Change"が問われる」中で少しではあるもののそれを体現できたのではないかと感じています。
次は過去何度も激闘を繰り広げて来た伝統の青と赤の決戦です。学生の中でフットボールを続けられているのは関西学院大学と日本大学の二校だけということ、甲子園という聖地でプレーをすることができるということ、このことに喜びを噛み締めたいと思います。また、西日本代表として出場するということは立命館大学をはじめとした、関西、そして西日本の全大学の様々な思いを背負って戦うということです。こうして自分たちが成長できたことは、常に立命館をはじめとした彼らの存在があったからであり、彼らがいたからこそつらいことや苦しいことにも逃げずに向き合うことが出来ました。そのことに感謝し、今一度日々の過ごし方や態度、取り組みを見直し、西日本代表に恥じないチームを作ってまいります。
私たちはここで終わるつもりは全くありません。スローガン"Change"の意味にも込められている「1月3日の結果を変える」という最終目標に一歩近づくことができましたが、勝って喜ぶのはその日まで。一人一人に「俺たちはここで終わらない、絶対に歴史を変えてやる」と、兜の緒を締めてまた先を見据えて取り組むことが求められます。先日の試合から学ぶべき点、反省すべき点は山ほどあります。我々はまだまだ未熟なチームです。それらを冷静に洗い出し、一戦必勝の心構えで次の日大戦に向けてまた歩み出します。
11月19日の「敗戦」というこれまでの取り組み全てを否定された絶望の淵から、「何をどう変えんねん」「2週間後、あいつらに真逆のことをしてやろう」と一人一人が己と真剣に向きあってきた、そのことを証明できたことが何よりも嬉しかったです。
試合前、多くの4年生は「今日がフットボール人生で最後の試合になるかもしれない」という思いで、下級生は「今日で今年のチームが終わってしまうかもしれない」という思いで試合会場に到着し、その得体の知れない不安や恐怖からFight Onを歌った瞬間には自然と涙が溢れていました。一度は死んだ身、とにかく全てをぶつけようと多くの者が思えたからこそ、無の境地でプレーをすることができたのではないかと感じています。そして何よりも再建の年、苦しい年と言われ、頼りなく情けない4年生ばかりの中、下級生一人一人が「俺がやったんねん」という気迫を持って苦しい2週間を過ごし、その思いをプレー、サイドライン、スポッター等のあらゆる自分のフィールドでぶつけてくれたことには頭が上がりません。前々回のブログにも書いた「"Change"が問われる」中で少しではあるもののそれを体現できたのではないかと感じています。
次は過去何度も激闘を繰り広げて来た伝統の青と赤の決戦です。学生の中でフットボールを続けられているのは関西学院大学と日本大学の二校だけということ、甲子園という聖地でプレーをすることができるということ、このことに喜びを噛み締めたいと思います。また、西日本代表として出場するということは立命館大学をはじめとした、関西、そして西日本の全大学の様々な思いを背負って戦うということです。こうして自分たちが成長できたことは、常に立命館をはじめとした彼らの存在があったからであり、彼らがいたからこそつらいことや苦しいことにも逃げずに向き合うことが出来ました。そのことに感謝し、今一度日々の過ごし方や態度、取り組みを見直し、西日本代表に恥じないチームを作ってまいります。
私たちはここで終わるつもりは全くありません。スローガン"Change"の意味にも込められている「1月3日の結果を変える」という最終目標に一歩近づくことができましたが、勝って喜ぶのはその日まで。一人一人に「俺たちはここで終わらない、絶対に歴史を変えてやる」と、兜の緒を締めてまた先を見据えて取り組むことが求められます。先日の試合から学ぶべき点、反省すべき点は山ほどあります。我々はまだまだ未熟なチームです。それらを冷静に洗い出し、一戦必勝の心構えで次の日大戦に向けてまた歩み出します。
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