主務ブログ2024
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Chance to "Change"
投稿日時:2017/08/10(木) 16:26
8月1日より、夏季練習がスタートしました。前回のブログにも書いたように、7月の試験期間は勉学に向き合うだけではなく、「春シーズンをじっくりと振り返り、残す秋シーズンで何をしたいのか、そのためには何をしなければならないのか」を自分自身と向き合って考える大切な時間でありました。手応えがあった、空回りしてしまった、ただなんとなく過ごしてしまった等、一人一人反省は違うと思います。個人個人が出た反省を次にどう活かすのか、あとはやるかやらないか、実行に移すときがやってきました。
しかし、いざ練習が始まったものの、一人一人が決めたことをやりきっているとは思えない状況が続いています。よくチームで言われることですが、暑さや疲れ等、様々な外的要因があるしんどい状況で発揮できるもの、それこそが本当の実力であり、心の強さであるということを実感しております。
そうした中、8月10日から夏合宿に入ります。それにあたり、心にとめておくべきことについて今回は書きたいと思います。それは、監督が先日の練習終了後におっしゃった、明確な「覚悟」を持って合宿に臨むということです。合宿という環境に身を置けば変われる、成長できるというのは大きな間違いです。「秋に自分はどうなりたいのか。そのためには合宿でどうなっているべきであり、何をしなければならないのか」という具体的なものがなければ、ただやり過ごすだけの夏合宿になってしまいます。
これまでの夏合宿ではミスした者に対してただ罵声を浴びせる、目に前のプレーに熱くなり不用意なことをするというようなことが目立っていたように感じました。一つ一つのプレー、取り組み、発言に自分なりの考えが、裏付けがあるのかどうか。その原動力が「夏合宿だから」になっていないか。ただやみくもに、その場限りの感情にまかせるだけでは秋には繋がらない「やりきる」だけの夏合宿になってしまいます。だからこそ、一人一人が熱く・明確な覚悟を持つことが大切なのです。
主将の井若が言うように、「変わるための夏合宿にしたくない。だが、夏合宿で変われなければこれから先変わることはない」、この言葉の意味を一人一人が今一度心にとめ、日本一という目標を達成すべく、合宿に臨みたいと思います。
しかし、いざ練習が始まったものの、一人一人が決めたことをやりきっているとは思えない状況が続いています。よくチームで言われることですが、暑さや疲れ等、様々な外的要因があるしんどい状況で発揮できるもの、それこそが本当の実力であり、心の強さであるということを実感しております。
そうした中、8月10日から夏合宿に入ります。それにあたり、心にとめておくべきことについて今回は書きたいと思います。それは、監督が先日の練習終了後におっしゃった、明確な「覚悟」を持って合宿に臨むということです。合宿という環境に身を置けば変われる、成長できるというのは大きな間違いです。「秋に自分はどうなりたいのか。そのためには合宿でどうなっているべきであり、何をしなければならないのか」という具体的なものがなければ、ただやり過ごすだけの夏合宿になってしまいます。
これまでの夏合宿ではミスした者に対してただ罵声を浴びせる、目に前のプレーに熱くなり不用意なことをするというようなことが目立っていたように感じました。一つ一つのプレー、取り組み、発言に自分なりの考えが、裏付けがあるのかどうか。その原動力が「夏合宿だから」になっていないか。ただやみくもに、その場限りの感情にまかせるだけでは秋には繋がらない「やりきる」だけの夏合宿になってしまいます。だからこそ、一人一人が熱く・明確な覚悟を持つことが大切なのです。
主将の井若が言うように、「変わるための夏合宿にしたくない。だが、夏合宿で変われなければこれから先変わることはない」、この言葉の意味を一人一人が今一度心にとめ、日本一という目標を達成すべく、合宿に臨みたいと思います。
「臆病であれ」
投稿日時:2017/07/18(火) 08:35
私の好きな言葉の中に「臆病であれ」というものがあります。これは、ある左官職人が仕事をする上で大切にしている流儀です。気温や湿度に左右される繊細な仕事柄がゆえ、決して油断は許されません。「自信を現場に持ち込むな。臆病者こそ、大きな仕事が出来る」という意識を常に持ち続けることが、最悪のあらゆる事態を想定することに繋がっているのだそうです。
これまで私は、試合等を迎える際には自信に満ちあふれていなければならない、と思い込んでいたのですが、この言葉に出会ったことで、「一流」と言われる人でも目の前の仕事に対して臆病になっている、臆病になることは決して悪いことではないのではないか、と勇気づけられました。
現在大学はテスト期間に入っており、部員たちは学生の本分である勉学により一層集中し取り組んでいます。直近の試合もなく、春シーズンほどの慌ただしさはありませんが、この春をじっくりと振り返り、来る秋シーズンで何をしたいのか、そのためには何をしなければならないのか、等を見つめ直す大切な時期です。つまり、7月をいかに過ごすかが個人としてもチームとしても秋シーズンの結果を決めると言っても過言ではありません。
与えられた時間は他大学の選手、社会人選手と何ら変わりません。そう考えれば考えるほど、「彼らはいまどんなことをしているのだろう」「果たして、今の取り組みで本当に勝てるのだろうか」という不安な思いが絶えず頭をよぎります。しかしこのような状況だからこそ、冒頭で紹介した「臆病であれ」という言葉を心に刻み、今できることを彼ら以上にやり抜くことが大切なのではないでしょうか。
8月の練習開始まで残りわずかとなりました。8月に入れば時間があっという間に過ぎ去るだけでなく、自分自身をゆっくり見つめ直す時間等を確保することが困難になります。今一度、一人一人がチームを、パートを、自分自身を見つめ直してまいります。
これまで私は、試合等を迎える際には自信に満ちあふれていなければならない、と思い込んでいたのですが、この言葉に出会ったことで、「一流」と言われる人でも目の前の仕事に対して臆病になっている、臆病になることは決して悪いことではないのではないか、と勇気づけられました。
現在大学はテスト期間に入っており、部員たちは学生の本分である勉学により一層集中し取り組んでいます。直近の試合もなく、春シーズンほどの慌ただしさはありませんが、この春をじっくりと振り返り、来る秋シーズンで何をしたいのか、そのためには何をしなければならないのか、等を見つめ直す大切な時期です。つまり、7月をいかに過ごすかが個人としてもチームとしても秋シーズンの結果を決めると言っても過言ではありません。
与えられた時間は他大学の選手、社会人選手と何ら変わりません。そう考えれば考えるほど、「彼らはいまどんなことをしているのだろう」「果たして、今の取り組みで本当に勝てるのだろうか」という不安な思いが絶えず頭をよぎります。しかしこのような状況だからこそ、冒頭で紹介した「臆病であれ」という言葉を心に刻み、今できることを彼ら以上にやり抜くことが大切なのではないでしょうか。
8月の練習開始まで残りわずかとなりました。8月に入れば時間があっという間に過ぎ去るだけでなく、自分自身をゆっくり見つめ直す時間等を確保することが困難になります。今一度、一人一人がチームを、パートを、自分自身を見つめ直してまいります。
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