主務ブログ2024
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見据える力
投稿日時:2017/10/17(火) 21:11
先日の甲南大学戦は42-10で勝利することができました。しかし、今回の結果、内容は十分であったとは言えません。オフェンスではテンポの悪さや取りきるところで取りきれない、ディフェンスではズルズル進められるシーンなどが数多くありました。サイドラインにおいても必要な声が伝わっていない、動きがテキパキしていない等の反省が露呈しました。
第3節の京都大学戦ではなんとか勝利することができましたが、命取りになりかねない反則やイージーなミス等が目立ったことから、こんなところで立ち止まっている場合ではない、次の甲南大学戦では着実に成長し、さらにステップアップした試合展開にしようと決め過ごしてきました。しかし、各ポジションで決めた目標を達成すること、前節での反省を生かし、成長したことを証明するゲームにするということはできませんでした。なぜこのような状況に陥ってしまったのか?それは、「見据える力」が足りない、これに尽きるのではないかと思います。練習に臨む顔つき、目つき、態度からも明らかでありました。どこか抜けている、そう言わざるを得ない状況でした。そのような状況で以下の言葉を知り、はっとさせられました。
「ただ勝つことに未来はない。その場しのぎでやって、それが永遠に続くことはない」
今、私は、自分は未来を見据えているのだろうか。目の前の相手だけではなく、その先に対戦する相手をも見据えているだろうか。目の前にとてつもなく強い、上手い相手がマッチアップすることを見据えているだろうか。思い通りにいかない時、どう状況をどう打開するか見据えているだろうか。それらを踏まえた上で、今回の結果、今の取り組みでどうであったかを考えてほしい。目の前の相手にただ勝てばいいのではなく、その先も見据えた上でどう勝つのか。その上でどんな練習をするのか。これらのことにどれだけの人間が気づいているのか。
元ラグビー日本代表監督のエディジョーンズさんは、
「技術的にも感情的にも,常にやる気が満ちあふれている組織はありえません。生きていく中で100%頑張る気持ちになれない朝もあるでしょう。でも、そういう日こそ自分を奮い立たせないといけません。波を小さくさせ、一貫性を保つことが成長の差を分けるのです。」
とおっしゃっています。試合直前に焦るのは当たり前、如何なる時でも目の前だけではなくその先をも見据えることが成長し続けるために必要な心構えだということなのではないでしょうか。
未来を見据えた時、どんな心構えで、どんな取り組みを今すべきなのか、今一度自問自答しながら過ごしてまいります。
第3節の京都大学戦ではなんとか勝利することができましたが、命取りになりかねない反則やイージーなミス等が目立ったことから、こんなところで立ち止まっている場合ではない、次の甲南大学戦では着実に成長し、さらにステップアップした試合展開にしようと決め過ごしてきました。しかし、各ポジションで決めた目標を達成すること、前節での反省を生かし、成長したことを証明するゲームにするということはできませんでした。なぜこのような状況に陥ってしまったのか?それは、「見据える力」が足りない、これに尽きるのではないかと思います。練習に臨む顔つき、目つき、態度からも明らかでありました。どこか抜けている、そう言わざるを得ない状況でした。そのような状況で以下の言葉を知り、はっとさせられました。
「ただ勝つことに未来はない。その場しのぎでやって、それが永遠に続くことはない」
今、私は、自分は未来を見据えているのだろうか。目の前の相手だけではなく、その先に対戦する相手をも見据えているだろうか。目の前にとてつもなく強い、上手い相手がマッチアップすることを見据えているだろうか。思い通りにいかない時、どう状況をどう打開するか見据えているだろうか。それらを踏まえた上で、今回の結果、今の取り組みでどうであったかを考えてほしい。目の前の相手にただ勝てばいいのではなく、その先も見据えた上でどう勝つのか。その上でどんな練習をするのか。これらのことにどれだけの人間が気づいているのか。
元ラグビー日本代表監督のエディジョーンズさんは、
「技術的にも感情的にも,常にやる気が満ちあふれている組織はありえません。生きていく中で100%頑張る気持ちになれない朝もあるでしょう。でも、そういう日こそ自分を奮い立たせないといけません。波を小さくさせ、一貫性を保つことが成長の差を分けるのです。」
とおっしゃっています。試合直前に焦るのは当たり前、如何なる時でも目の前だけではなくその先をも見据えることが成長し続けるために必要な心構えだということなのではないでしょうか。
未来を見据えた時、どんな心構えで、どんな取り組みを今すべきなのか、今一度自問自答しながら過ごしてまいります。
「裏付け」のある闘争心をもって
投稿日時:2017/09/21(木) 22:34
いよいよ京都大学との試合を迎えます。前節の桃山学院大学との試合は65-0で勝利することができましたが、監督や石井先生が「自分たちが強いと勘違いしたらあかん」とおっしゃったように、京都大学は今までのように勝てる相手ではないことは身にしみて感じております。勝つなら僅差、負けるなら大差、このような思いで前節が終わってから取り組んでまいりました。
また、これまでの試合とは確実に違うものが今回の試合にはあります。過去の試合を見てみても何が起こるのかわからない、それが関京戦です。えげつないタックル・ブロック・それでいて緻密に練られた戦術等、考えれば考えるほど「恐怖」の二文字が襲いかかり、どうすればいいのかと悩んで夜も寝られない日々が続きました。ビデオを見ていても各ポジションに隙はなく、厳しい戦いを強いられることは確実です。では、これまで経験したことがないような並々ならぬ気迫と実力を持ったそのような相手にどのように戦うか。
私は、たとえどんなに格上の相手でも下手に回らず、えげつない闘争心をもって目の前の1プレーに全てをぶつけること、これしかないと思います。戦術やファンダメンタル等様々な要因があるものの、試合でそのようなことを意識しながらやっても全力を出しきれるわけがありません。目の前の相手に絶対に負けない、絶対に勝ってやる、この思いが強い方が勝つ、そのように思います。どんなにやられても、どんなにうまくいかなくても「なにくそ、今に見とけ。絶対にやり返したる」と心を入れ替えて毎プレーに全てをぶつけます。
最後に、我々が心に留めておくべきことが1つあります。それは、試合が開始するまでの時間は闘争心に「裏付け」をつける時間だということです。ただやみくもに気持ちをぶつければいいというわけではありません。どうすれば勝負できるのかと悩み続ける、これまでの自分たちの取り組み、フットボールにかけてきた日々を思い返し自分自身を奮い立たせるなど、尽きぬ不安と戦い続けた者が試合開始と同時に無の境地に達することができるのだと思います。
不安は尽きないかもしれない。ただ、試合が始まるまでは絶対にそこから逃げるな。1つでも不安なことを消すために、できることはなんでもやろう。そして、試合が始まればその不安を全て払拭し、えげつない闘争心をむき出しにして戦おう。誰一人として欠けてはならない。選手・スタッフ関係なく、与えられた場所で己の役割を全力で全うしよう。
22日の18時45分、男と男の意地のぶつかり合いが始まります。2017年度FIGHTERS、全部員が腹をくくって試合へ臨みます。
また、これまでの試合とは確実に違うものが今回の試合にはあります。過去の試合を見てみても何が起こるのかわからない、それが関京戦です。えげつないタックル・ブロック・それでいて緻密に練られた戦術等、考えれば考えるほど「恐怖」の二文字が襲いかかり、どうすればいいのかと悩んで夜も寝られない日々が続きました。ビデオを見ていても各ポジションに隙はなく、厳しい戦いを強いられることは確実です。では、これまで経験したことがないような並々ならぬ気迫と実力を持ったそのような相手にどのように戦うか。
私は、たとえどんなに格上の相手でも下手に回らず、えげつない闘争心をもって目の前の1プレーに全てをぶつけること、これしかないと思います。戦術やファンダメンタル等様々な要因があるものの、試合でそのようなことを意識しながらやっても全力を出しきれるわけがありません。目の前の相手に絶対に負けない、絶対に勝ってやる、この思いが強い方が勝つ、そのように思います。どんなにやられても、どんなにうまくいかなくても「なにくそ、今に見とけ。絶対にやり返したる」と心を入れ替えて毎プレーに全てをぶつけます。
最後に、我々が心に留めておくべきことが1つあります。それは、試合が開始するまでの時間は闘争心に「裏付け」をつける時間だということです。ただやみくもに気持ちをぶつければいいというわけではありません。どうすれば勝負できるのかと悩み続ける、これまでの自分たちの取り組み、フットボールにかけてきた日々を思い返し自分自身を奮い立たせるなど、尽きぬ不安と戦い続けた者が試合開始と同時に無の境地に達することができるのだと思います。
不安は尽きないかもしれない。ただ、試合が始まるまでは絶対にそこから逃げるな。1つでも不安なことを消すために、できることはなんでもやろう。そして、試合が始まればその不安を全て払拭し、えげつない闘争心をむき出しにして戦おう。誰一人として欠けてはならない。選手・スタッフ関係なく、与えられた場所で己の役割を全力で全うしよう。
22日の18時45分、男と男の意地のぶつかり合いが始まります。2017年度FIGHTERS、全部員が腹をくくって試合へ臨みます。
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