主務ブログ2024
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“Change”が問われる
投稿日時:2017/11/25(土) 22:59
更新が滞ってしまい申し訳ありません。
先日、関西リーグ優勝をかけた立命館大学戦に7-21で敗れました。これまでのフットボールに対して向き合う姿勢、取り組み全てが勝つに値しないものであったと痛感する試合内容でした。特に私が所属しているオフェンスラインナップユニットが敗因の大部分になってしまったことに自分自身の情けなさを感じています。一つの自分のミスが、一回の自分の力負けがチーム200人を泣かせる、本当に取り返しのつかない内容でした。
敗戦から数日たった今、正直に言うと、私はチーム全体にどこか違和感を感じています。「これが本当に負けたチームなのか?」と。ふとした瞬間の表情、態度など、敗戦の前後とあまり変わらない。
「負けてんからもっと悔しがれ」とか「負けてんからもっと怖い顔をしろ」と言っているのではありません。これまで一年間、毎日様々な思いを抱きながらも練習にミーティングに、時には人間関係に悩みながらも、時には自分は一体何をしているのかと自分自身を見失ったりしながらもフットボールに向き合ってきたはずです。しかし、どんなに苦しい思いで毎日を過ごしていても、どんなに強い思いがあって毎日を過ごしても、どんなに頑張っているつもりでも、負ければその全てが否定されたも同然のこと。そのことに悔しさ、怒り、むなしさを感じないのか。
4年生であれば二度とこの時間は戻ってこないし、いくつ年を重ねても「あのときこうしていれば」と後悔し続けることになる。下級生であれば来年、またその次の年と続くかもしれないけれど、今年負けるということはこの一年間自分が過ごしてきた日々を否定されたことになる。「負けたけど、よく頑張った」と言われて納得できるようなレベルなら今すぐ辞めてしまった方が良い。しかしそんな者はこのチームには一人としていないはずです。
本年度のチームは “Change” のスローガンのもと始まりました。正に今、このスローガンを体現するか否か、我々の真価が問われています。ただ「変われ」というのではなく、何をどう変えんねん、ということなのです。問題は四方八方あちこちに転がっています。誰かが変えるのではなく、自分が変える。このチームは誰かのものでも、上級生のものでもありません。一人一人の、自分のチームなのです。変化を恐れて現状を維持するのか、たとえ間違っているかもしれないと思っても思い切って一歩踏み出して現状を大きく変えるのか。
チームは明日名古屋大学との試合を迎えます。もしこの試合に勝つことが出来れば、もう一度立命館大学と戦うチャンスがあります。本来であれば11月19日の敗戦で本年度のチームは終わっていたはずですが、まだ残された道はあるということをかみしめ、目の前に今立ちはだかっている相手を必ず倒します。
先日、関西リーグ優勝をかけた立命館大学戦に7-21で敗れました。これまでのフットボールに対して向き合う姿勢、取り組み全てが勝つに値しないものであったと痛感する試合内容でした。特に私が所属しているオフェンスラインナップユニットが敗因の大部分になってしまったことに自分自身の情けなさを感じています。一つの自分のミスが、一回の自分の力負けがチーム200人を泣かせる、本当に取り返しのつかない内容でした。
敗戦から数日たった今、正直に言うと、私はチーム全体にどこか違和感を感じています。「これが本当に負けたチームなのか?」と。ふとした瞬間の表情、態度など、敗戦の前後とあまり変わらない。
「負けてんからもっと悔しがれ」とか「負けてんからもっと怖い顔をしろ」と言っているのではありません。これまで一年間、毎日様々な思いを抱きながらも練習にミーティングに、時には人間関係に悩みながらも、時には自分は一体何をしているのかと自分自身を見失ったりしながらもフットボールに向き合ってきたはずです。しかし、どんなに苦しい思いで毎日を過ごしていても、どんなに強い思いがあって毎日を過ごしても、どんなに頑張っているつもりでも、負ければその全てが否定されたも同然のこと。そのことに悔しさ、怒り、むなしさを感じないのか。
4年生であれば二度とこの時間は戻ってこないし、いくつ年を重ねても「あのときこうしていれば」と後悔し続けることになる。下級生であれば来年、またその次の年と続くかもしれないけれど、今年負けるということはこの一年間自分が過ごしてきた日々を否定されたことになる。「負けたけど、よく頑張った」と言われて納得できるようなレベルなら今すぐ辞めてしまった方が良い。しかしそんな者はこのチームには一人としていないはずです。
本年度のチームは “Change” のスローガンのもと始まりました。正に今、このスローガンを体現するか否か、我々の真価が問われています。ただ「変われ」というのではなく、何をどう変えんねん、ということなのです。問題は四方八方あちこちに転がっています。誰かが変えるのではなく、自分が変える。このチームは誰かのものでも、上級生のものでもありません。一人一人の、自分のチームなのです。変化を恐れて現状を維持するのか、たとえ間違っているかもしれないと思っても思い切って一歩踏み出して現状を大きく変えるのか。
チームは明日名古屋大学との試合を迎えます。もしこの試合に勝つことが出来れば、もう一度立命館大学と戦うチャンスがあります。本来であれば11月19日の敗戦で本年度のチームは終わっていたはずですが、まだ残された道はあるということをかみしめ、目の前に今立ちはだかっている相手を必ず倒します。
All Out
投稿日時:2017/11/04(土) 23:09
前節は荒れた天候であったにもかかわらず応援にきてくださった方、また、スタジアムに足を運べなくとも応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。チームとしては前半こそ28-0であったものの後半のオフェンスの得点はゼロなど、またも歯がゆい結果となりました。下級生の活躍等いい部分もありましたが、何が起こるかわからない、そんな恐ろしさを痛感する試合でありました。
残すところ、あと2節となりました。いわゆる、ビッグゲームを迎えることとなります。正直なところ、もうここまで来たのかという心境であり、負ければ終わり、勝てばその先があるというなんとも胸の苦しい毎日を送っています。次の相手の関西大学は、初戦は京都大学に敗れはしたものの、敗戦を境に見違えるほど成長し、立命館大学をあと一歩のところまで追い詰めたチームです。どのポジションにも個人能力の高い選手がいるだけではなく、一プレーにかける思いの強さも立命館大学との試合を見ていて伝わってくるものがありました。確実に課題を潰し、1つ1つ階段を登って来ているチームと言えます。
正直なところ我々は、毎日の練習が完璧な状態でありあとはやるだけだとはっきりと言い切ることはできません。しかし時間は平等に与えられており、必ず試合はやって来るのです。コーチの方からよく言われることですが、今持っている力を出し切ること、その結果勝つか負けるかだということです。試合に多く出るもの、数プレーだけでも出る可能性があるもの、キッキングのみ出場するもの、分析するもの、サイドラインで仕事に徹するもの等、一人一人立場は違います。そのような中でただ1つだけ言えること、それは、役割は違えど自分に与えられた役割にプライドを持ち全てを出し切ること、それがチームの勝率を上げる唯一の方法だということです。確かに相手は強く、全てがうまく進まない、苦しいゲームとなることが予想されます。
しかし、試合が始まれば相手に臆する必要などありません。目の前の関西大学を倒すためだけに自分の全てをぶつけるのです。選手であれば目の前の相手に、サイドラインにいるのであれば相手のサイドラインに、スタッフであれば相手のスタッフに絶対に負けないという思いで一瞬一瞬に全てをぶつける。役割は違えど、関西大学の同じ役割の相手以上の結果を出す、「All Out」する、そのことだけに集中します。残された時間、できることを全てやりぬいて試合を迎えたいと思います。
残すところ、あと2節となりました。いわゆる、ビッグゲームを迎えることとなります。正直なところ、もうここまで来たのかという心境であり、負ければ終わり、勝てばその先があるというなんとも胸の苦しい毎日を送っています。次の相手の関西大学は、初戦は京都大学に敗れはしたものの、敗戦を境に見違えるほど成長し、立命館大学をあと一歩のところまで追い詰めたチームです。どのポジションにも個人能力の高い選手がいるだけではなく、一プレーにかける思いの強さも立命館大学との試合を見ていて伝わってくるものがありました。確実に課題を潰し、1つ1つ階段を登って来ているチームと言えます。
正直なところ我々は、毎日の練習が完璧な状態でありあとはやるだけだとはっきりと言い切ることはできません。しかし時間は平等に与えられており、必ず試合はやって来るのです。コーチの方からよく言われることですが、今持っている力を出し切ること、その結果勝つか負けるかだということです。試合に多く出るもの、数プレーだけでも出る可能性があるもの、キッキングのみ出場するもの、分析するもの、サイドラインで仕事に徹するもの等、一人一人立場は違います。そのような中でただ1つだけ言えること、それは、役割は違えど自分に与えられた役割にプライドを持ち全てを出し切ること、それがチームの勝率を上げる唯一の方法だということです。確かに相手は強く、全てがうまく進まない、苦しいゲームとなることが予想されます。
しかし、試合が始まれば相手に臆する必要などありません。目の前の関西大学を倒すためだけに自分の全てをぶつけるのです。選手であれば目の前の相手に、サイドラインにいるのであれば相手のサイドラインに、スタッフであれば相手のスタッフに絶対に負けないという思いで一瞬一瞬に全てをぶつける。役割は違えど、関西大学の同じ役割の相手以上の結果を出す、「All Out」する、そのことだけに集中します。残された時間、できることを全てやりぬいて試合を迎えたいと思います。
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