主務ブログ2024
<<前へ | 次へ>> |
ブレない心
投稿日時:2018/08/30(木) 18:34
前回の更新から今回に至るまで再度滞ってしまう結果になりました。何を書こうかと迷いながら、1歩を踏み出せず、夏の練習が始まり、夏合宿に突入し、そして先日初戦が終わってしまいました。
その先週土曜日、2018年度のリーグ戦が開幕しました。キックオフが19時を過ぎる遅い時間の試合でしたが、エキスポフラッシュフィールドまで足を運んで下さった皆様、ありがとうございました。近畿大学に31対7で勝利できましたが、春から夏にかけて積み上げてきたものを形にできず、これからの取り組みを大きく変えなければこれから長いシーズンを戦っていくことは出来ないと痛感しました。
オフェンスではRB陣の個人技などで進んだものの、アサイメントの理解不足など1Playにかける思いの欠如が表出し、ディフェンスでは下級生の思い切りの良いプレイもありましたが、反則も多く上級生が流れを壊していました。各ユニットが試合に向けて目標をたてて臨んだはずでしたが、このような試合内容になったのには多くの原因があると思います。
私は感じている大きな原因は、部員一人ひとりが「ブレない心」をもちきれていなかった、ということです。果たして全部員の内、何人が「絶対に勝つ」という思いをもっているのか。チームが逆境の時にも、昨年敗れたことを忘れず、自分達の力を高めるためにとことんやり抜くことができているのか。
こう強く考えさせられたのは、先日我々が東鉢伏高原で夏合宿を行っていたころに行なわれていた高校野球で史上初の2回目の春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭高校の中川卓也首相が勝利インタビュー際やテレビ取材で言っていたことです。
「自分は昨年非常に悔しいおもいをして、1年間春夏連覇することだけを考えてやってきた」
中川主将は、チームが勝利するためにはという前提で全てのことを考えていたと思います。だからこそチームの主力にも厳しい言葉をかけて時には練習からださせたり、主将は嫌われてなんぼの精神でやってきたのでしょう。
私たちは昨年の甲子園ボウルで日本大学に敗北して新チームが始まっています。試合終了後の表彰式で日本大学の選手が歓喜の渦に包まれているのを、ただ立って見続けるしかできなかったあの状況を私は忘れることはありません。
必ず甲子園に戻って学生日本一になり、更に今年の部の目標である「社会人に勝って日本一」を成し遂げたい。その為には、試合に出場するメンバーもサイドラインに残っている選手、そしてスタッフも一人ひとりがブレない強い心を持ち、チームの勝利に何ができるかを考えることが必要です。
そう言う私自身も、主務ブログの件も含めてもチャレンジし続けることが出来ていませんでした。
だからこそ今出てきている反省に自分が率先して真摯に向き合い、もう一度日々チームの課題に正面から取り組んで、チームが勝利するために必要なことをがむしゃらにやっていきます。
応援してくださっている皆様にはこの主務ブログを通してその取り組みをお伝えしていければと再度思っています。
その先週土曜日、2018年度のリーグ戦が開幕しました。キックオフが19時を過ぎる遅い時間の試合でしたが、エキスポフラッシュフィールドまで足を運んで下さった皆様、ありがとうございました。近畿大学に31対7で勝利できましたが、春から夏にかけて積み上げてきたものを形にできず、これからの取り組みを大きく変えなければこれから長いシーズンを戦っていくことは出来ないと痛感しました。
オフェンスではRB陣の個人技などで進んだものの、アサイメントの理解不足など1Playにかける思いの欠如が表出し、ディフェンスでは下級生の思い切りの良いプレイもありましたが、反則も多く上級生が流れを壊していました。各ユニットが試合に向けて目標をたてて臨んだはずでしたが、このような試合内容になったのには多くの原因があると思います。
私は感じている大きな原因は、部員一人ひとりが「ブレない心」をもちきれていなかった、ということです。果たして全部員の内、何人が「絶対に勝つ」という思いをもっているのか。チームが逆境の時にも、昨年敗れたことを忘れず、自分達の力を高めるためにとことんやり抜くことができているのか。
こう強く考えさせられたのは、先日我々が東鉢伏高原で夏合宿を行っていたころに行なわれていた高校野球で史上初の2回目の春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭高校の中川卓也首相が勝利インタビュー際やテレビ取材で言っていたことです。
「自分は昨年非常に悔しいおもいをして、1年間春夏連覇することだけを考えてやってきた」
中川主将は、チームが勝利するためにはという前提で全てのことを考えていたと思います。だからこそチームの主力にも厳しい言葉をかけて時には練習からださせたり、主将は嫌われてなんぼの精神でやってきたのでしょう。
私たちは昨年の甲子園ボウルで日本大学に敗北して新チームが始まっています。試合終了後の表彰式で日本大学の選手が歓喜の渦に包まれているのを、ただ立って見続けるしかできなかったあの状況を私は忘れることはありません。
必ず甲子園に戻って学生日本一になり、更に今年の部の目標である「社会人に勝って日本一」を成し遂げたい。その為には、試合に出場するメンバーもサイドラインに残っている選手、そしてスタッフも一人ひとりがブレない強い心を持ち、チームの勝利に何ができるかを考えることが必要です。
そう言う私自身も、主務ブログの件も含めてもチャレンジし続けることが出来ていませんでした。
だからこそ今出てきている反省に自分が率先して真摯に向き合い、もう一度日々チームの課題に正面から取り組んで、チームが勝利するために必要なことをがむしゃらにやっていきます。
応援してくださっている皆様にはこの主務ブログを通してその取り組みをお伝えしていければと再度思っています。
つながり
投稿日時:2018/07/14(土) 11:58
ブログをスタートすると4月にお伝えしておきながら、これまで更新が滞ってしまっており、春季ゲームシーズンも終わったこの時期になってしまいました。これから少しずつアップしていきたいと思っています。
大学では来週から春学期のテスト期間が始まります。Student-Athleteを目指すべく、部員一同日々学業に励んでいます。
さて、みなさんは「つながり」という言葉を聞いて何を思い浮かべますか。
急に何をいうんだとお思いでしょう。私が最近生活するにあたって大切にしている言葉です。
今ではどの世代でも手放すことのできなくなった携帯電話、スマートフォン。毎日友人や家族の状況をLINE、TwitterなどのSNSを利用して把握していると思います。現在全世界利用者10億人以上といわれているFacebookの創業者兼CEO(最高経営責任者)であるMark Zuckerbergは、ネット上で自分の友達だけではなく、その友達とも交流を深めることを可能にした。人と人のつながり方に革命をおこしました。
彼は、幼少期から成績がずば抜けて良く、高校進学後学校の勉強では飽き足らず父親に退学を相談したそうです。それに対して父親はこう返しました。
「学校は人生にとって最も大切なことを学ぶ場所だ。それは勉強ではなく、人と人のつながりだ。どんな優秀な人間でも人とつながりがないものは幸せではない。」
私は人間が生きていくうえで1人では何もできないと思います。
「相手を尊重して、自分の想いを相手に伝える。」
今年私達は「社会人に勝って日本一」を目標に掲げて日々練習に取り組んでいます。チーム内では4年生を中心に互いに求め合い日本一に向かって繋がっています。主務を務めるにあたり、大勢の方と関わることが増え「つながり」を感じる機会が多々ありました。
まず関西学院大学体育会サッカー部が天皇杯にてJ1プロチームのガンバ大阪を打ち破ったことです。打倒社会人を掲げてる我々にとって強く感化されるものがありました。このように体育会の各部はお互い刺激される存在です。
また、私たちの活動に多大な支援をして下さっているOB・OGの方々です。私たちは基本的に大学での学業とチームでの活動に集中して取り組むことができています。これを実現しているのは、もちろん両親たちの支えがありますが、何よりも80%を超える驚異の納付率であるOB会費です。3年前にはFIGHTERS HALLという場所も実現していただきました。日本中どこを探してもこんなに支援してくれるOB会はないでしょう。また、OB・OGだけでなく多くのファンの方々に応援していただいています。
このように関西学院大学体育会アメリカンフットボール部はアメリカンフットボールを通じて多くの人とつながっているのです。
この拙い私のブログによって、1人でも多くのかたと繋がれたらと思います。今後ともご声援、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
「自分1人では何もなしとげられない」
大学では来週から春学期のテスト期間が始まります。Student-Athleteを目指すべく、部員一同日々学業に励んでいます。
さて、みなさんは「つながり」という言葉を聞いて何を思い浮かべますか。
急に何をいうんだとお思いでしょう。私が最近生活するにあたって大切にしている言葉です。
今ではどの世代でも手放すことのできなくなった携帯電話、スマートフォン。毎日友人や家族の状況をLINE、TwitterなどのSNSを利用して把握していると思います。現在全世界利用者10億人以上といわれているFacebookの創業者兼CEO(最高経営責任者)であるMark Zuckerbergは、ネット上で自分の友達だけではなく、その友達とも交流を深めることを可能にした。人と人のつながり方に革命をおこしました。
彼は、幼少期から成績がずば抜けて良く、高校進学後学校の勉強では飽き足らず父親に退学を相談したそうです。それに対して父親はこう返しました。
「学校は人生にとって最も大切なことを学ぶ場所だ。それは勉強ではなく、人と人のつながりだ。どんな優秀な人間でも人とつながりがないものは幸せではない。」
私は人間が生きていくうえで1人では何もできないと思います。
「相手を尊重して、自分の想いを相手に伝える。」
今年私達は「社会人に勝って日本一」を目標に掲げて日々練習に取り組んでいます。チーム内では4年生を中心に互いに求め合い日本一に向かって繋がっています。主務を務めるにあたり、大勢の方と関わることが増え「つながり」を感じる機会が多々ありました。
まず関西学院大学体育会サッカー部が天皇杯にてJ1プロチームのガンバ大阪を打ち破ったことです。打倒社会人を掲げてる我々にとって強く感化されるものがありました。このように体育会の各部はお互い刺激される存在です。
また、私たちの活動に多大な支援をして下さっているOB・OGの方々です。私たちは基本的に大学での学業とチームでの活動に集中して取り組むことができています。これを実現しているのは、もちろん両親たちの支えがありますが、何よりも80%を超える驚異の納付率であるOB会費です。3年前にはFIGHTERS HALLという場所も実現していただきました。日本中どこを探してもこんなに支援してくれるOB会はないでしょう。また、OB・OGだけでなく多くのファンの方々に応援していただいています。
このように関西学院大学体育会アメリカンフットボール部はアメリカンフットボールを通じて多くの人とつながっているのです。
この拙い私のブログによって、1人でも多くのかたと繋がれたらと思います。今後ともご声援、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
「自分1人では何もなしとげられない」
«前へ | 次へ» |