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「17-15」

投稿日時:2019/10/11(金) 09:45

 17-15。リーグ第4節の神戸大学戦は、結果も内容も自分たちが目指しているレベルのゲームではありませんでした。神戸大学のやりたいようにやられて、自分たちがやりたいことが出しきれない。これが今のチームの現状だと強く思い知った試合でした。
 今回の結果は、今年のチームにとっての最後のチャンスです。ここで変われなければ、ここで這い上がらなければ日本一の人間ではない。私たちが目指しているのは、フィールドでもフィールド外でも学生を圧倒するチームを作ることです。ただ勝てばいいわけではなく、勝ち方、その結果に至る過程、日々の行動、全てにおいて日本一になるに相応しいかどうか、勝つべくして勝つチームになれているのか、それを本気で要求する、追求する。そういう行動の先に結果が必ずついてくると信じてやり続けるしかありません。
 今回の試合結果でチームのどれだけの人間が危機感を持ち、日々の自分の行動を変えられたか。練習中のミスや反則、日々の生活で部のルールを守れていない仲間がいた時に、どれだけ本気で向き合い、本気で怒って、本気で伝えたか。上手くいかないときにどうするかが、フットボーラーとして、人として、その真価が問われます。今の状況はこのチームが更に成長するための何よりチャンスだと思っています。
 絶対変える。取り組みも結果も、今とは何もかも違うチームにして、近大戦に全てをぶつけにいきます。
 今回の試合後、たくさんの方々から温かいお言葉、厳しいお言葉をいただき、改めて本当に多くの方に本気で応援していただけているのだと実感しました。不甲斐ない試合結果ばかりですが、スタンドやテレビの前で応援してくださる皆さんがいらっしゃるからこそ私たちは本気で日本一を目指せています。今はまだ結果で恩が返せていませんが、必ず結果を出して皆さんが応援してよかったと思えるようなチームにします。10月13日(日)近畿大学戦は14:10キックオフです。近畿大学は個々の能力が高く厳しい戦いになりますが、試合に出る選手も出ない選手もスタッフも、1人1人の役割を全うし自分たちの力を出し切る試合にします。是非王子スタジアムにてご声援のほどよろしくお願いいたします。

希望と願望

投稿日時:2019/09/16(月) 20:50

 第1節の同志社大学戦、第2節の龍谷大学戦を終えて、ついに京都大学との試合が目の前に迫っています。伝統の一戦とされる関京戦ですが、過去の先輩方がどのような思いでこの試合に臨んだのか。この一戦には多くの人の様々な感情が込められていて、現役の私たちにはそれらを背負い、そして今、自分たちの覚悟を胸に戦う責任があると思っています。どの試合も変わらず、準備をしつくして挑むことには変わりありませんが、GANGSTERSとの一戦は2019FIGHTERSにとって日本一を目指す道のりの中で必ず倒さなければいけない相手との本気の勝負になります。
 初戦の同志社大学との試合前のお祈りで、打樋副部長が読んでくださった聖書の「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む。」という言葉から、「苦難を乗り越えれば希望を生む。苦難に直面した時に、希望が生まれるその時まで諦めてはいけない。しかし希望と願望は違う。勝ちたいと願い思うだけでは勝てない。」という話をしていただきました。
 実際に、今のチームには課題が多く苦難に直面していますが、自分たちの望む結果が出るその時まで下を向かずに前だけを見てやり続けるしかないと思っています。ただ「日本一になりたい」と願うだけで結果が出るほど甘くはありません。ですが、今の苦難から逃げずに向き合い続けることがチームとしての希望を生むと信じて戦います。
 まだまだ発展途上のチームでありますが、来る京都大学戦は今年のチームの希望を生む試合にしたいと思っています。9月21日、万博記念競技場にて15時キックオフです。どうか皆さまご声援のほどよろしくお願いいたします。
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