主務ブログ2024 2012/8
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夏合宿を前にして
投稿日時:2012/08/10(金) 06:07
「普通や。」
先日、練習直後に大村コーチが私に向けておっしゃった言葉です。大村さんが我々の練習をみた感想を述べた言葉でした。この言葉を聞いて以来、私の心の中には焦りと不安が入り混じっています。
8月に入り、チームは変わりました。後輩の中には「違うチームに来たみたい。」と感想をこぼす者もいました。しかし、そんな気持ちになれたのは最初だけでした。少しフットボールから離れていた反動が生んだ一時的なものでした。そんなことに私は一喜一憂していたと思うと自分の考えを恥ずかしく思います。
「自分は何もしていない」ということは、自分が一番わかっていました。石井さんのコラムには、「天知る地知る 我知る人知る」とあります。チームが浮ついていること、見せ掛けだけの雰囲気であったことは、私もどこかで気づいていました。しかし、春シーズン、チームがうまくまとまらなかったことを言い訳に仲間の心の奥底にある気持ちまで踏み入ろうとはしませんでした。
諸先輩方もこのブログを見ておられると思います。そんな先輩方にこんなことを言うのは申し訳ない、恥ずかしい気持ちでいっぱいですが、この合宿、私自身もチームメイトも、変わる、変える最後の大きな、大きなチャンスであると考えます。
このブログを通してご覧いただいた方はお分かりかもしれませんが、今のチーム、特に4年生同士は見えない壁があります。まとまっていないということです。仲間なのにお互い言えないこともあります。これも我々が春に行ってきたチームづくりが起こしてしまった問題です。私自身、本当に悔いる部分が多々ありました。
この合宿で、チームを、4年生を1つにしてみせます。
7泊8日、全身全霊をかけて現在のFIGHTERSと戦ってきます。
先日、練習直後に大村コーチが私に向けておっしゃった言葉です。大村さんが我々の練習をみた感想を述べた言葉でした。この言葉を聞いて以来、私の心の中には焦りと不安が入り混じっています。
8月に入り、チームは変わりました。後輩の中には「違うチームに来たみたい。」と感想をこぼす者もいました。しかし、そんな気持ちになれたのは最初だけでした。少しフットボールから離れていた反動が生んだ一時的なものでした。そんなことに私は一喜一憂していたと思うと自分の考えを恥ずかしく思います。
「自分は何もしていない」ということは、自分が一番わかっていました。石井さんのコラムには、「天知る地知る 我知る人知る」とあります。チームが浮ついていること、見せ掛けだけの雰囲気であったことは、私もどこかで気づいていました。しかし、春シーズン、チームがうまくまとまらなかったことを言い訳に仲間の心の奥底にある気持ちまで踏み入ろうとはしませんでした。
諸先輩方もこのブログを見ておられると思います。そんな先輩方にこんなことを言うのは申し訳ない、恥ずかしい気持ちでいっぱいですが、この合宿、私自身もチームメイトも、変わる、変える最後の大きな、大きなチャンスであると考えます。
このブログを通してご覧いただいた方はお分かりかもしれませんが、今のチーム、特に4年生同士は見えない壁があります。まとまっていないということです。仲間なのにお互い言えないこともあります。これも我々が春に行ってきたチームづくりが起こしてしまった問題です。私自身、本当に悔いる部分が多々ありました。
この合宿で、チームを、4年生を1つにしてみせます。
7泊8日、全身全霊をかけて現在のFIGHTERSと戦ってきます。
夏の練習初日を終えて
投稿日時:2012/08/03(金) 09:35
全員がこの日を待っていた。そんな雰囲気が練習前から漂っていた。このブログでも散々書いてきたことだが、チーム全体が「何か目標を追い続ける」というよりも「昨年の偉業に追われる」という雰囲気が強かった分、一面の曇り空に晴れ間が訪れたような感覚を、8月1日初日の練習を終えて覚えた。
「このグラウンドで宝物を探し続けなさい。」顧問の前島先生から頂いた言葉で、我々がこの春の間忘れていた気持ちの大切さを再確認させられました。勝つためにやりたいことを素直に、全力でする。それが、我々にとって勝利への近道であることをこの春を通してやっと気づくことが出来たような気がしています。
7月の間はほとんど毎日4年生同士でのミーティングの日々が続きました。春にやってきたことを見直して、見直して、見直して…。シーズンが終わってから同期の仲間は苦しい日々を送りました。先の見えないチーム状況に全員の心の中は曇り空であったと思います。しかし、何かを変えようと仲間同士で思いをぶつけあい、歯車がかみ合わない原因が何であったのかを考え抜きました。
7月もちょうど終盤に差し掛かった頃に全員は同じ結果に行きつきました。自分たちは純粋にフットボールをしていませんでした。チームを1つにすることばかりを考え、純粋にフットボールをすることを追い求めてこなかったのです。「やりたい事をやってこなかったのではないか。」これが皆で行き着いた勝利へのヒントでした。
先日、マネージャーのパート会を開いていただきました。そこでも先輩方から頂いたアドバイスは、「こんなことは今しかできない。正解なんてない。自分が思うことを思いきりしなさい。」ということでした。こんな言葉は4年生になる前からも、なってからも耳にしてきました。今までは聞くたびに「そんなことは分かっている」と心の中で思っていました。しかしこの時ばかりはこの言葉が心の奥まで浸み込んでいくような感覚を覚えました。
2012年のFIGHTERSは自分たちで作る。そんなことは分かっているつもりでした。しかし、結局我々がやってきたことは先輩方の真似事ばかりでした。これでは自分の気持ちを行動に乗せるどころか、考えもなく先輩の通ってきた道をなぞるだけで精一杯です。そこに冒険、発見、発展はありませんでした。ほとんどの人は「自分のチーム」だとは到底思えていなかったのではないでしょうか。
今は違います。その結果に行きついたものは皆が思っていたはずです。「やっと今日からフットボールが出来る。」
正直に申しまして良い練習が出来たとは思っていません。荒削り、改善点が多くある練習内容でした。しかし、我々には今までなかった高揚感を手にしています。この気持ちを全体に忘れないと心に誓い、この夏に大化けします。
これからも変わらぬご指導、ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。
「このグラウンドで宝物を探し続けなさい。」顧問の前島先生から頂いた言葉で、我々がこの春の間忘れていた気持ちの大切さを再確認させられました。勝つためにやりたいことを素直に、全力でする。それが、我々にとって勝利への近道であることをこの春を通してやっと気づくことが出来たような気がしています。
7月の間はほとんど毎日4年生同士でのミーティングの日々が続きました。春にやってきたことを見直して、見直して、見直して…。シーズンが終わってから同期の仲間は苦しい日々を送りました。先の見えないチーム状況に全員の心の中は曇り空であったと思います。しかし、何かを変えようと仲間同士で思いをぶつけあい、歯車がかみ合わない原因が何であったのかを考え抜きました。
7月もちょうど終盤に差し掛かった頃に全員は同じ結果に行きつきました。自分たちは純粋にフットボールをしていませんでした。チームを1つにすることばかりを考え、純粋にフットボールをすることを追い求めてこなかったのです。「やりたい事をやってこなかったのではないか。」これが皆で行き着いた勝利へのヒントでした。
先日、マネージャーのパート会を開いていただきました。そこでも先輩方から頂いたアドバイスは、「こんなことは今しかできない。正解なんてない。自分が思うことを思いきりしなさい。」ということでした。こんな言葉は4年生になる前からも、なってからも耳にしてきました。今までは聞くたびに「そんなことは分かっている」と心の中で思っていました。しかしこの時ばかりはこの言葉が心の奥まで浸み込んでいくような感覚を覚えました。
2012年のFIGHTERSは自分たちで作る。そんなことは分かっているつもりでした。しかし、結局我々がやってきたことは先輩方の真似事ばかりでした。これでは自分の気持ちを行動に乗せるどころか、考えもなく先輩の通ってきた道をなぞるだけで精一杯です。そこに冒険、発見、発展はありませんでした。ほとんどの人は「自分のチーム」だとは到底思えていなかったのではないでしょうか。
今は違います。その結果に行きついたものは皆が思っていたはずです。「やっと今日からフットボールが出来る。」
正直に申しまして良い練習が出来たとは思っていません。荒削り、改善点が多くある練習内容でした。しかし、我々には今までなかった高揚感を手にしています。この気持ちを全体に忘れないと心に誓い、この夏に大化けします。
これからも変わらぬご指導、ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。
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