主務ブログ2024

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ラストチャンス

投稿日時:2023/12/16(土) 08:19

 先日の九州大学との全日本大学選手権準決勝は、遠征した福岡でも沢山の観客の方に応援していただきました。また、ネット放送でも応援してくださった全ての皆様に感謝しております。ありがとうございました。
 九州大学戦の翌日、私は甲子園ボウルの会場下見で甲子園球場にいました。2023年度のチームが始まった際にはこの舞台まで来られるかどうか不安でした。しかし、様々なことがありましたが何とか今年もこの舞台へ帰ってくることが出来たと思うと感慨深い気持ちでした。しかし、甲子園ボウルに出場することがゴールではなく、甲子園ボウルで関東代表を「Dominate」して日本一になることが私達のゴールです。
 私はこのブログで「自分たちのやりたい試合は出来なかった」と書くことが多くありました。その背景には次こそは圧倒した試合をする、そのような意味も込めてブログに書いていました。しかし、次の試合で勝っても負けても2023年シーズンは終わります。最後の試合で負けるのは嫌だ。また、ただ勝つだけでは嬉しくない。これが私の正直な気持ちです。意地でも相手を圧倒しで勝利する。そうしなければおそらく勝ったとしても後悔をするだろうと思います。
 11月26日、フットボールの神様はなぜ私達に幸運を分けてくれたのか、それは甲子園ボウルの舞台で「Dominate」を達成するためのラストチャンスを与えてくれたのだと私は考えています。このラストチャンスを良いものにするも悪いものにするも全ては自分たち次第です。そして、これを良いものとするために約2週間取り組んできました。しかし、まだまだ完璧と言える状態ではありません。試合まで刻一刻と時間が迫る中、部員1人1人が勝つために何をすれば良いかを考え行動しています。
 今年最後、最高の舞台で私達の勇姿を見ていただけるよう試合開始のホイッスルが鳴るまで考え尽くします。そして、試合終了のホイッスルが鳴るまで死力を尽くして戦います。
 フィールドに来られる方、ネットやテレビでご観戦になる方々、全ての方々の応援が私達の力になります。今年度最後の試合、沢山のご声援をお待ちしております。

敗戦を糧に

投稿日時:2023/12/01(金) 19:41

 関西大学との試合が終わって整列したとき、大勢の観客の皆さんで埋め尽くされたスタンドを見て、ここまで多くの方々が我々の勝利を願って応援に来てくださっているのだと思うと、この舞台で勝利するために本当に全てを懸けることが出来ていたのか、という思いで自分自身が情けない気持ちで一杯でした。相手校の勝利者インタビューを聞いていることがこんなに悔しいものだということを思い知らされました。
 関西大学に敗北して3校同率優勝という形で長かったリーグ戦は幕を閉じ、皆さまもご存じのことかと思いますが、海?が当たりくじを引いて全日本大学選手権に進むこととなりました。
 スタンドでは歓喜の声が上がる中で、私は抽選で次に進めたとしてもどのような気持ちで取り組めば良いのか、正直分からなかったです。負けてしまった私達が本当に次に進んで良いのか、など様々な気持ちが頭を駆け巡っていました。
 しかし、与えられたチャンスに対して中途半端な気持ちで挑むことは許されません。私たちは甲子園ボウルで相手を圧倒して関西代表が関学になって間違いなかったと認めてもらうしかありません。
 今回の敗戦で部員全員が自分たちは弱いことを自覚出来ました。私自身も関西大学に負けた要因というものがいくつも頭に思い浮かびました。しかし、今は後悔をしている時間はありません。反省をして次戦の九州大学を圧倒するために全てを尽くすしかありません。
 今までの取り組みでは勝てないことは全員が分かっています。敗戦直後の悔しさや苦しみを忘れることなく糧にしてここからの行動を変えるしかありません。本当に幸運にも今年のチームでそれに向き合う時間ができました。今一度今年のスローガンである「Dominate」を全員で達成する取り組みを行っていきます。
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