主務ブログ2024

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FIGHTERSとは

投稿日時:2024/01/29(月) 09:06

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 いつも主務ブログを見てくださっている皆様、お久しぶりです。甲子園ボウルが終わって、昨日のファイターズファミリー壮行会で正式に部を引退しました。これが2023年度最後の主務ブログとなります。これまではFIGHTERSの内部のことや試合のことを記していたので、全てが終わった今、何を書くかを悩んでいましたが、最後は私自身のことについて触れながら書きたいと思います。
 このFIGHTERSでの4年間がこのようなものになるとは大学入学当初は思いもしませんでした。中学・高校と日本一になれず、兄の背中を追って自分も試合で活躍してやるという気持ちを持って入ったFIGHTERS。1年目は新型コロナウイルスの影響で活動が制限され、2年時にようやく全体練習が出来るようになると度重なる怪我で選手を辞めてスタッフになり、4年では主務としてブログを書いているのです。人生は上手いこといかないなぁと思います。
 実は私は2年生の春に怪我で選手が出来ないとなった時、大村監督に退部の決意を話しました。「選手が出来なくなり、このチームにいても勝利に貢献出来ない。このチームにいる価値がない。」このように言いました。今思えば、自分自身に嫌気がさしてフットボールのことを考えたくなかったのだと。しかし、監督は「それは逃げているだけではないか」という言葉を何度も自分に問いかけ続けていただいて、「選手が出来ないなら辞める」という考えから「選手以外にもこのチームで勝利に貢献できる方法はないか」いう考えるようになり、トレーナーに転向しました。今思うとあの時そのまま退部を決めていたら自分は何も成長出来ていなかったと思います。
 スタッフになって初めて、ここまで多くの人がFIGHTERSを支援してくださっているんだと感じることができました。どのようにチームが成り立っているのか、全体像が目に見えて理解でき、心から学生スタッフがいなければ普通に活動することすら出来ないとも思いました。スタッフとしてチームに関わったことで選手の時ではできない経験をいくつもさせていただきました。FIGHTERSのこれまでの功績の裏にはいつの時代にも良い学生スタッフがいたのだと思います(決して私のことではありません笑)。
 スタッフは試合の中で直接勝利に関わることが出来ない。だからこそどうすれば勝利に貢献できるのかということを常に考えていたことで、思考力が上がったのではないかと思います。終わってみればスタッフをとして活動できて良かったと感じます。何度もなぜ自分がフィールドに立ってプレイ出来ないのかと、試合後1人で泣いていたこともありました。実際にフットボールをしていない自分の言葉になんの説得力があるのだと悩んだこともありました。しかし、これらの辛い経験は何一つ無駄な経験ではなかったと自信を持って言えます。
 辛い経験をしたのは私だけではありません。例を挙げると、WR宇佐美、三上、南出、DL今村は怪我で秋の試合を出場出来ませんでした。しかし、彼らは自分のやるべきことを明確にして勝利に貢献していました。また、怪我でなくても試合に出ることが出来ていないメンバー、試合に出ているメンバーも様々な悩みがあったと思います。
 この一年間、4年生は何が正解かは分からないことに対して様々なことを考え行動し、正解を探すということを続けました。また、FIGHTERSは勝利至上主義ではありません。「人として成長」がこのチームの目的です。人間力の向上というのは頭で考えることは出来ても簡単に身にすることは出来ません。ここでも沢山悩み自分なりの正解を手探りで求めていました。私達の学年は個性が強く決して良い人間の集まりではありませんでした。私も含めちゃらんぽらんな人が多い学年でした。そんな私達も学年を追うごとに「FIGHTERSとは」ということを深く考え、様々な経験が出来たことで、入学時よりも何倍も人として成長出来たのではないかと思います。人生で一度しかない大学生活をFIGHTERSで過ごすことが出来て良かったと心から思います。
 この経験を生かすも殺すも自分自身に懸かっていると思います。私にはブログで書いたら笑われるような目標があります。しかし、その目標を達成するためにはFightersでの経験は必要です。次なる目標に向けて日々精進したいと思います。
 最後に、かけがえのない4年間を過ごすことが出来た裏には様々な方々の支えがありました。特に私は多くの人に支えてもらえたからこそ最後まで走り抜けることが出来ました。また、このブログを読んでくださった方、コメントやいいねを下さった方本当に感謝しております。最初は自分の書いている文章をどれだけの方が読んでくれるか不安でしたが多くの人に読んでいただけて幸せでした。FIGHTERSの4年間と同じでこれからの人生は全てが上手くいくわけではないと思いますが、そんな時こそなにくそ根性で頑張っていきたいと思います。
 2024年度Fightersは既に始動しています。後輩たちも全身全霊をかけて目標・目的をr達成しようと日々生活しています。来年度も変わらぬ温かいご声援の程よろしくお願いいたします。

2023年度主務 鈴木 健生

感謝

投稿日時:2023/12/23(土) 11:15

 12月17日、甲子園ボウルを61対21で勝利して、2023年度FIGHTERSは幕を閉じました。昨年度の甲子園ボウルが終了してから約1年間怒涛のように時間は流れていき、もうFIGHTERSとして現役生活を過ごすこともないのかと思うと少し寂しさを感じてきているこの頃です。
 前振りはこの程度にして、2023年度FIGHTERSがここまで歩みを進めて、史上初の甲子園ボウル6連覇を成し遂げることが出来たのは、FIGHTERSを応援して下さった全ての方々のおかげです。今年1年間Varsity戦、JV戦関係なくスタンドは常にお客様で一杯でした。また、動画サイトでも多くの方々が視聴して下さいました。ここまで多くのお客様に試合を観ていただけるとは正直想像しておりませんでした。また、個人的に印象に残っているのは、先日の優勝記念パレードで平日の昼間にも関わらず多くの方々が私達の優勝を共に喜びたいという気持ちで上ヶ原キャンパスに足を運んでいただいたことです。ここまで愛されているチームに所属できたことを誇りに感じております。
 今回のブログは少し短めですが、皆様への感謝のメッセージとして受け取っていただければ幸いです。2023年度FIGHTERSの応援本当にありがとうございました。
 シーズンの振り返りは少し時間をかけて後日改めて書きたいと思っております。
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