主務ブログ2024
「FIGHTERSとして戦う」
先日、4年生にとっては現役生活最後のかねいちや合宿を終えました。例年に比べ、8泊9日と日数の多い合宿でしたが、あっと言う間に過ぎ去りました。私にとっても高等部から7年間続けてきた最後のかねいちやでの合宿でした。私の中で、この合宿でチームを変えることができなければ、我々の目標からは大きく遠ざかる。何としてでもチームを好転させて「日本一」に近づける、この思いしかありませんでした。
合宿の前半は、チームの雰囲気、練習の質ともに上ヶ原での練習に比べてもさほど変わらない状況が続いていました。それぞれが「一人前の男」になるために合宿を迎えたはずが、その覚悟が甘く、練習や生活に出てしまっていました。このままで合宿を終えると我々に「日本一」はない。ライスボウルで負けた悔しさや昨年度の4年生を負けて引退させてしまったことに対する思いはこんなものではない。我々の本気はこんなものではない、と主将の池永が檄を飛ばしていました。4年生でミーティングをし、具体的に何が足りていなくて、明日の練習で何をすべきかを話し合い実行することを決意しました。
合宿後半、雰囲気が少しずつ変わり始めました。今まで燻っていた選手たちが自分の殻を破るために必死にもがく姿も見られました。後輩達もその姿を見て奮起して、一生懸命練習に励むようになりました。日本一を目指す上で当然の姿勢ではありますが、この姿こそがFIGHTERSのあるべき姿であると思っています。どんな状況下においても常に高い目標を掲げ、それに対して愚直に取り組む。そのためにグラウンド外での時間もフットボールに費やす。これが当たり前になっていき、さらに高いレベルに挑戦できるようになる。この当たり前のようなことを過去の先輩方は高いレベルで実行し、「FIGHTERSとして戦う」ことを誇りに思っているからこそ、存続しているのだとこの合宿で痛感しました。挑戦者として、私たちもこの姿勢を忘れずに取り組み続けたいと思います。
また、今年は平郡雷太さんがなくなられて10年目に当たる合宿でした。平郡さんのことは、ご存知の方も多いと思いますが、4年生だった2003年にLBとしてディフェンスリーダーを務められていた方で、合宿最終日の最後のメニューで倒れ急性心不全によって亡くなられた方です。今は「やまももの木」となって第3フィールドのスタンドから私たちを見守って下さっています。
命日の16日には平郡さんと同期の方が多数合宿に来られ、夕食後の全体ミーティング時には当時主将の今東(大岳)OBからお話を伺いました。平郡さんの生き様や取り組みについて語ってくださり、「人一倍責任感が強く、自分が掲げた目標に対してストイックに取り組む姿勢が印象的だった。」「他人に対しても要求をし続け、自分には更に高いレベルで要求し続けた彼の姿は、まさにFIGHTERSの理想だった。」とおっしゃっていました。まさにこの合宿で我々が体得しなければならない姿勢を体現された先輩だったのではないでしょうか。実際お会いすることはできませんが、平郡さんのフットボールに対する姿勢は、FIGHTERSが存在する限り永遠に受け継がれると思います。
我々の目標はあくまで「社会人を倒して日本一」になること。昨年度の戦力で成し遂げられなかった目標に対して、それを上回るチームを作り上げていくことは至難の業ですが、合宿で得た「FIGHTERSとして戦う」を再認識して、愚直に取り組むことを誓います。
最後になりましたが、今年の夏合宿も多大なご支援、ご尽力のもと無事終えることができたことに感謝申し上げます。
そしていよいよ開幕まで1週間を切りました。残された時間で最大限の努力をし、初戦から戦い続けますので、ご声援のほどよろしくお願い致します。
合宿の前半は、チームの雰囲気、練習の質ともに上ヶ原での練習に比べてもさほど変わらない状況が続いていました。それぞれが「一人前の男」になるために合宿を迎えたはずが、その覚悟が甘く、練習や生活に出てしまっていました。このままで合宿を終えると我々に「日本一」はない。ライスボウルで負けた悔しさや昨年度の4年生を負けて引退させてしまったことに対する思いはこんなものではない。我々の本気はこんなものではない、と主将の池永が檄を飛ばしていました。4年生でミーティングをし、具体的に何が足りていなくて、明日の練習で何をすべきかを話し合い実行することを決意しました。
合宿後半、雰囲気が少しずつ変わり始めました。今まで燻っていた選手たちが自分の殻を破るために必死にもがく姿も見られました。後輩達もその姿を見て奮起して、一生懸命練習に励むようになりました。日本一を目指す上で当然の姿勢ではありますが、この姿こそがFIGHTERSのあるべき姿であると思っています。どんな状況下においても常に高い目標を掲げ、それに対して愚直に取り組む。そのためにグラウンド外での時間もフットボールに費やす。これが当たり前になっていき、さらに高いレベルに挑戦できるようになる。この当たり前のようなことを過去の先輩方は高いレベルで実行し、「FIGHTERSとして戦う」ことを誇りに思っているからこそ、存続しているのだとこの合宿で痛感しました。挑戦者として、私たちもこの姿勢を忘れずに取り組み続けたいと思います。
また、今年は平郡雷太さんがなくなられて10年目に当たる合宿でした。平郡さんのことは、ご存知の方も多いと思いますが、4年生だった2003年にLBとしてディフェンスリーダーを務められていた方で、合宿最終日の最後のメニューで倒れ急性心不全によって亡くなられた方です。今は「やまももの木」となって第3フィールドのスタンドから私たちを見守って下さっています。
命日の16日には平郡さんと同期の方が多数合宿に来られ、夕食後の全体ミーティング時には当時主将の今東(大岳)OBからお話を伺いました。平郡さんの生き様や取り組みについて語ってくださり、「人一倍責任感が強く、自分が掲げた目標に対してストイックに取り組む姿勢が印象的だった。」「他人に対しても要求をし続け、自分には更に高いレベルで要求し続けた彼の姿は、まさにFIGHTERSの理想だった。」とおっしゃっていました。まさにこの合宿で我々が体得しなければならない姿勢を体現された先輩だったのではないでしょうか。実際お会いすることはできませんが、平郡さんのフットボールに対する姿勢は、FIGHTERSが存在する限り永遠に受け継がれると思います。
我々の目標はあくまで「社会人を倒して日本一」になること。昨年度の戦力で成し遂げられなかった目標に対して、それを上回るチームを作り上げていくことは至難の業ですが、合宿で得た「FIGHTERSとして戦う」を再認識して、愚直に取り組むことを誓います。
最後になりましたが、今年の夏合宿も多大なご支援、ご尽力のもと無事終えることができたことに感謝申し上げます。
そしていよいよ開幕まで1週間を切りました。残された時間で最大限の努力をし、初戦から戦い続けますので、ご声援のほどよろしくお願い致します。
この記事は外部ブログを参照しています。すべて見るには下のリンクをクリックしてください。
記事タイトル:「FIGHTERSとして戦う」
(ブログタイトル:KGファイターズ 主務ブログ)
アーカイブ
- 2024年11月(1)
- 2024年10月(2)
- 2024年9月(2)
- 2024年7月(3)
- 2024年6月(1)
- 2024年5月(2)
- 2024年4月(1)
- 2024年1月(1)
- 2023年12月(3)
- 2023年11月(2)
- 2023年10月(2)
- 2023年9月(1)
- 2023年8月(2)
- 2023年5月(1)
- 2023年4月(1)
- 2023年2月(1)
- 2022年12月(2)
- 2022年11月(3)
- 2022年10月(1)
- 2022年9月(1)
- 2022年8月(1)
- 2022年5月(1)
- 2022年4月(1)
- 2022年2月(1)
- 2021年12月(3)
- 2021年11月(2)
- 2021年10月(1)
- 2021年9月(1)
- 2021年6月(1)
- 2021年4月(1)
- 2021年2月(1)
- 2021年1月(2)
- 2020年12月(2)
- 2020年11月(1)
- 2020年10月(1)
- 2020年9月(1)
- 2020年5月(1)
- 2020年4月(2)
- 2020年2月(1)
- 2020年1月(2)
- 2019年12月(2)
- 2019年11月(3)
- 2019年10月(2)
- 2019年9月(1)
- 2019年8月(2)
- 2019年7月(1)
- 2019年5月(1)
- 2019年4月(1)
- 2019年2月(1)
- 2019年1月(2)
- 2018年12月(3)
- 2018年11月(2)
- 2018年10月(2)
- 2018年9月(1)
- 2018年8月(1)
- 2018年7月(1)
- 2018年4月(1)
- 2018年1月(1)
- 2017年12月(4)
- 2017年11月(2)
- 2017年10月(1)
- 2017年9月(2)
- 2017年8月(2)
- 2017年7月(1)
- 2017年6月(1)
- 2017年5月(1)
- 2017年3月(1)
- 2017年2月(2)
- 2017年1月(2)
- 2016年12月(2)
- 2016年11月(1)
- 2016年10月(2)
- 2016年9月(2)
- 2016年8月(2)
- 2016年7月(1)
- 2016年6月(1)
- 2016年5月(1)
- 2016年4月(1)
- 2016年3月(1)
- 2016年2月(2)
- 2015年12月(1)
- 2015年11月(3)
- 2015年10月(1)
- 2015年9月(2)
- 2015年8月(2)
- 2015年7月(1)
- 2015年4月(1)
- 2015年2月(1)
- 2015年1月(2)
- 2014年12月(2)
- 2014年11月(3)
- 2014年10月(1)
- 2014年9月(2)
- 2014年8月(1)
- 2014年7月(1)
- 2014年5月(1)
- 2014年4月(1)
- 2014年3月(1)
- 2014年2月(1)
- 2014年1月(1)
- 2013年12月(3)
- 2013年11月(4)
- 2013年10月(2)
- 2013年9月(3)
- 2013年8月(3)
- 2013年7月(1)
- 2013年3月(2)
- 2013年2月(1)
- 2013年1月(1)
- 2012年12月(3)
- 2012年11月(3)
- 2012年10月(2)
- 2012年9月(3)
- 2012年8月(4)
- 2012年7月(1)
- 2012年6月(1)
- 2012年5月(2)
- 2012年4月(1)
- 2012年3月(1)
- 2012年1月(1)
- 2011年12月(2)
- 2011年11月(3)
- 2011年10月(3)
- 2011年9月(1)
- 2011年8月(2)
- 2011年7月(1)
- 2011年2月(1)
- 2010年12月(1)
- 2010年11月(3)
- 2010年10月(3)
- 2010年9月(2)
- 2010年8月(2)
- 2010年7月(3)
- 2010年6月(2)
- 2010年5月(1)
- 2010年4月(2)
- 2010年3月(2)
- 2010年2月(1)
- 2010年1月(1)
- 2009年11月(5)
- 2009年10月(1)
- 2009年9月(4)
- 2009年8月(3)
- 2009年4月(2)
- 2009年3月(2)
- 2009年2月(1)
- 2009年1月(1)
- 2008年12月(1)
- 2008年11月(2)
- 2008年10月(5)
- 2008年9月(4)
- 2008年8月(2)
- 2006年4月(2)