主務ブログ2024
幸せの隠れ場所!?
3日後にオービックとの試合を控えた大晦日。現役として最後のブログを書きたいと思う。
最後のブログで何を書こうかと悩んだが、これしか思い浮かばなかった。この1年間、苦楽を共にしてきた仲間のことである。
このブログでも再三書いてきたが、プレッシャーを背負って2012年のシーズンは始まった。負けはしたが4年振りのライスボウル出場。華やかな1月3日から一夜が明けた1月4日。昨日までの事が夢のように感じられた。チームを一から積み上げていくことに「希望」はほとんど感じなかった。行く先の「不安」だけが肩にのしかかる。このように感じていたのは私だけではないはずだ。
そんな4年生の雰囲気はチームにも影響する。人間関係はドロドロであった。私は焦る気持ちが空回りをし、仲間に対して無理な要求、厳しいだけの言葉を浴びせるようなこともあった。その度に1人また1人と「チームから気持ちが剥がれ落ちていく」、そんな寂しい気持ちになったのを今も鮮明に覚えている。
私一人の言動でチームを振り回してしまった。今考えている事とは正反対のことをしていた。その時の事を思い出すと、顔から火が出るほど恥ずかしい限り。振り回してしまった部員、特に4年生の多くには「申し訳なかった」と伝えたい。
こんな私ではあったが、面と向かってぶつかって来てくれる仲間が多くいた。何の自慢にもならないが、4年生の中で一番、多くの人間と喧嘩、言い争いをしたように思う。しかし、その度に考えさせられ、気付きがあった。長く時間はかかったが、私が主務として、ファイターズの1人としての「役割」を噛み締めながら一生に一度しかないこの瞬間を生きていられるのは仲間のおかげである。感謝してもしきれない。
大晦日の今日、この瞬間にも4年生は学校に出てきてビデオを観ている。「チームのリーダー」=4年生でオービックに勝ちたければ当たり前のことではあるが、「なぜもっとビデオを観ないのか」と私が問いただしていた春シーズン中は、このような集団になるとは想像もつかなかった。
このように、私が最も幸せに感じるのは勝利の瞬間だけではない。主務という、客観視できる役職に就かせて貰ったからだろうか。「仲間の成長を感じる」その時は心が満たされるような思いになる。
自分の事しか考えなかった人間が後輩のために時間を費やしている時。何事にもルーズであった人間が目標を定め、計画性を持って動いているのを感じた時。「他人の責任だ」と逃げていた人間から「俺がやってやる」と責任感が伝わってきた時。他人に感謝するようになった時。
その様な行動は全てが「チームの為に」という言葉に集約されるのかもしれない。そんな瞬間が私にとって心が満たされる瞬間である。
選手たちの役割はKick Offの瞬間から今まで積み上げてきた100%を出し切ること。それに対して私の主務としての役割は、今年のFIGHTERSを「サイドラインに立たせるその時まで」でその大半を終える事となる。
京都大学戦を終えた頃だっただろうか。「4年生が、部員が、、全員が一人前になって東京ドームのサイドラインに立ちたい、立たせたい」と思うようになった。まだ目標が達成されたわけではない。私にとっての「その瞬間まで」歩みを止めるつもりはない。
結果は、勝敗は、後からついてくる。私の周りには最強で最愛の仲間たちがいる。最後の最後までその仲間とともに、学生らしく、FIGHTERSらしいフットボール道を極め続ける。
最後のブログで何を書こうかと悩んだが、これしか思い浮かばなかった。この1年間、苦楽を共にしてきた仲間のことである。
このブログでも再三書いてきたが、プレッシャーを背負って2012年のシーズンは始まった。負けはしたが4年振りのライスボウル出場。華やかな1月3日から一夜が明けた1月4日。昨日までの事が夢のように感じられた。チームを一から積み上げていくことに「希望」はほとんど感じなかった。行く先の「不安」だけが肩にのしかかる。このように感じていたのは私だけではないはずだ。
そんな4年生の雰囲気はチームにも影響する。人間関係はドロドロであった。私は焦る気持ちが空回りをし、仲間に対して無理な要求、厳しいだけの言葉を浴びせるようなこともあった。その度に1人また1人と「チームから気持ちが剥がれ落ちていく」、そんな寂しい気持ちになったのを今も鮮明に覚えている。
私一人の言動でチームを振り回してしまった。今考えている事とは正反対のことをしていた。その時の事を思い出すと、顔から火が出るほど恥ずかしい限り。振り回してしまった部員、特に4年生の多くには「申し訳なかった」と伝えたい。
こんな私ではあったが、面と向かってぶつかって来てくれる仲間が多くいた。何の自慢にもならないが、4年生の中で一番、多くの人間と喧嘩、言い争いをしたように思う。しかし、その度に考えさせられ、気付きがあった。長く時間はかかったが、私が主務として、ファイターズの1人としての「役割」を噛み締めながら一生に一度しかないこの瞬間を生きていられるのは仲間のおかげである。感謝してもしきれない。
大晦日の今日、この瞬間にも4年生は学校に出てきてビデオを観ている。「チームのリーダー」=4年生でオービックに勝ちたければ当たり前のことではあるが、「なぜもっとビデオを観ないのか」と私が問いただしていた春シーズン中は、このような集団になるとは想像もつかなかった。
このように、私が最も幸せに感じるのは勝利の瞬間だけではない。主務という、客観視できる役職に就かせて貰ったからだろうか。「仲間の成長を感じる」その時は心が満たされるような思いになる。
自分の事しか考えなかった人間が後輩のために時間を費やしている時。何事にもルーズであった人間が目標を定め、計画性を持って動いているのを感じた時。「他人の責任だ」と逃げていた人間から「俺がやってやる」と責任感が伝わってきた時。他人に感謝するようになった時。
その様な行動は全てが「チームの為に」という言葉に集約されるのかもしれない。そんな瞬間が私にとって心が満たされる瞬間である。
選手たちの役割はKick Offの瞬間から今まで積み上げてきた100%を出し切ること。それに対して私の主務としての役割は、今年のFIGHTERSを「サイドラインに立たせるその時まで」でその大半を終える事となる。
京都大学戦を終えた頃だっただろうか。「4年生が、部員が、、全員が一人前になって東京ドームのサイドラインに立ちたい、立たせたい」と思うようになった。まだ目標が達成されたわけではない。私にとっての「その瞬間まで」歩みを止めるつもりはない。
結果は、勝敗は、後からついてくる。私の周りには最強で最愛の仲間たちがいる。最後の最後までその仲間とともに、学生らしく、FIGHTERSらしいフットボール道を極め続ける。
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記事タイトル:幸せの隠れ場所!?
(ブログタイトル:KGファイターズ 主務ブログ)
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