上ヶ原通信

7月2日 法学部スピーチ・コンテスト

投稿日時:2018/07/07(土) 14:22rss

 7月2日、上ヶ原キャンパス中央講堂にて行われた法学部スピーチ・コンテストに、1年生OLの朝枝諒がクラスの代表として登壇しました。このスピーチ・コンテストは法学部1年生必修のスタートアップ演習という授業における集大成で、14あるクラスごとの予選を通過した学生が約700名の1年生を前に2分間のスピーチを行うものです。今回は朝枝のスピーチ原稿を掲載するとともに、参加した感想を紹介します。

【スピーチ原稿】
 まず私の将来についてお話ししたいと思います。
 私がなぜ法学部を志望したかと言うと卒業後、警察官を志望しているからです。
 警察官の職務をこなす上で、法学部で学べる適切な法知識やリーガルマインドを持っていることは大きな武器となり、職務に活用できます。その為に法学部を志望しました。
 しかし、ただ講義に出て、学ぶだけで法知識やリーガルマインドが身につくと思いますか。その答えはNOです。
 ではどの様にすれば身につくか。
 学んだ知識を活用することです。つまりは、Inputだけでなく、Outputがとても大事なのです。大前提として日々の授業で蓄えた知識以上のことはOutput出来ない、練習で出来なかったことが試合では出来ないのと同じです。
 まずは、講義を受け、知識をため込む。ここまでは普通の学生と何ら変わりない。しかし、これだけでは先ほど述べたように法知識とリーガルマインドは身に付かない。学んだ知識を発揮し活用する。その繰り返しで知識を自分の物に出来ます。
 では発揮するにはどの様にすれば良いか。それは試験です。一番身近には2週間後のテストがあります。教育というのはよくできていて、必ずOutputが付き物です。なぜOutputがついてくるのか。それは知識を身につけるのに一番手っ取り早いからです。このテストでInputしたことをOutputする。そして秋学期、またInput、Output。これの繰り返しです。何も特別な事ではありません。当たり前のことをするだけで、知識は身につきます。
 このように私はInputよりもOutputに重点を置いた学びをしたいと思います。
 以上です。ありがとうございました。

【感想】
 今回のスピーチは「私は今後法学部でこのように学んでいく」というテーマでした。原稿を考えていく上で、様々な事を考えていましたが、主に2つの事について考えて私は原稿を書き上げました。
 一つ目が飽きさせない事です。ジョークなどを織り交ぜながら、いかに飽きさせず2分間自分のスピーチに耳を傾けてくれるかということを考えながら書きました。
 二つ目は話すだけにならないことです。ただ淡々と話すのではなく、身ぶり手ぶりなどを用いてわかりやすく伝えることです。原稿の内容にあわせてジェスチャーを用いて、スピーチを視覚的に見てもらう事を意識しました。
 残念ながら入賞することはできませんでしたが、この経験は勉学やフットボールに必ず役に立つと思います。

OL 1年 朝枝 諒(清教学園高校出身)

※関西学院大学法学部のページでスピーチ・コンテストの様子が紹介されています。
https://www.kwansei.ac.jp/news/2018/news_20180702_020144.html

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