主務ブログ2024
無心という境地
前節の京都大学戦、相手の気持ちがこもっていたこと、対する我々には多くのミスや反則が出たこと、などから点差以上に厳しい試合となりましたが、下級生の奮闘・活躍により何とか勝利を収めて全勝をキープすることができました。そして、いよいよ優勝を争う試合を迎えようとしています。
第6節の相手・関西大学は学生界でもトップクラスのアスリート集団。春の関関戦では何とか勝利することが出来ましたが、その時とは比にならないほどの強力なチームになっています。オフェンスには瞬足のランナーやレシーバー陣が常に一発TDの脅威を持ち、それを支える大型ラインも強力。何よりも日本代表にも選抜されたレベルの高いQBコンビ。ディフェンスは説明不要なほどにスピードとパワーに溢れた日本代表級の選手が揃っています。そのような相手に対してどう立ち向かうのか。
「神は細部に宿る」という言葉のように、いかなる強い相手にも我々が胸を張って勝負が出来ると言えるよう、「ファンダメンタルへのこだわりと意識」、「1プレイに対する理解力から成せる体の動き」など、細かな部分まで武器してに戦います。残されたわずかな時間も4年生はもちろんのことチーム全員が考えて最後まで細部まで準備していくことで、結果を出すことが出来るのだと思っています。
さて、先月下旬にOB会報の「Fight On」No.93が発行され、我々現役にも配られました。その中には「領家先生の教え~未来への伝言~」と題して小野ディレクターがコラムを書かれています。領家穣先生はファイターズで部長を務められた先生で、1年前の「Fight On」NO.91にこのコラムの第1回が掲載され、その時にも興味深く読ませていただきました。
第1回では、ファイターズが今も続く高校生向けのクリニックを90年代半ばに他校に先駆けて始めたことは、領家先生の「新手一生」という教えから来るものであると紹介されていました。当時、関西学院の持つ技術やノウハウを日本のフットボール界に活かすことには周りの反対や批判もあったということですが、「意図としてそういった技術やノウハウをオープンにすることで、いつも新しい技術を開発し続けようと『さぼらず』に成長しようとする」ことが大事であると書かれていて、大変感動させられたことを覚えています。
今回の第2回では「無心になれ」というChapterがあり、この最後に小野ディレクターは「3連覇中のチームにとって切実なテーマ」と書かれています。「無心が一番強いんや」と先生はよくおっしゃっていたそうです。人間はあらゆる雑念を取り払い、「ゾーン」や「フロー」と言った究極の精神状態に入れた時に、身体が一番動ける状態になれます。今の我々にある雑念の中の一つには「3連覇しているディフェンディングチャンピオンという意識」もあるのかもしれません。しかし、あくまでも3連覇したのは過去3年の4年生が作り上げたチームです。今年の2014年度FIGHTERSが作り上げていっているチームは別のものであり、スローガンである「Challenge」、自分たちが「挑戦者」であるという意識を常に持って、自分たちの目標である「真の日本一」まで挑戦し続けていきたいと思います。もちろん、ただただ何も考えずにがむしゃらにプレーしただけで勝てるわけはありません。試合で無心となってプレーを行える、無心で体が動く、無心のうちに考えて自分の中でアジャストが出来るように、日々の練習から常に試合をイメージし準備しつくして、試合当日に雑念のない「無心」という究極の精神状態に近づけることの出来るように取り組んで行きます。
◆お知らせ◆
次節から新商品のネックウォーマー、ニット帽、マフラーを販売します。そして3,000円以上のグッズをお買い上げのお客様にはFIGHTERSオリジナルクリアファイルをプレゼントいたします。是非お買い求めください。
また、前々節、前節からの引き続きの企画として、新しい等身大パネルが登場します。また、関学の女子学生にはFIGHTERSとキティちゃんのコラボシャープペンシルのプレゼントも行っています。是非スタジアムに足をお運びください。
【Next Game】
11月9日(日) vs関西大学KAISERS
@神戸ユニバー記念競技場 14:00KICKOFF
第6節の相手・関西大学は学生界でもトップクラスのアスリート集団。春の関関戦では何とか勝利することが出来ましたが、その時とは比にならないほどの強力なチームになっています。オフェンスには瞬足のランナーやレシーバー陣が常に一発TDの脅威を持ち、それを支える大型ラインも強力。何よりも日本代表にも選抜されたレベルの高いQBコンビ。ディフェンスは説明不要なほどにスピードとパワーに溢れた日本代表級の選手が揃っています。そのような相手に対してどう立ち向かうのか。
「神は細部に宿る」という言葉のように、いかなる強い相手にも我々が胸を張って勝負が出来ると言えるよう、「ファンダメンタルへのこだわりと意識」、「1プレイに対する理解力から成せる体の動き」など、細かな部分まで武器してに戦います。残されたわずかな時間も4年生はもちろんのことチーム全員が考えて最後まで細部まで準備していくことで、結果を出すことが出来るのだと思っています。
さて、先月下旬にOB会報の「Fight On」No.93が発行され、我々現役にも配られました。その中には「領家先生の教え~未来への伝言~」と題して小野ディレクターがコラムを書かれています。領家穣先生はファイターズで部長を務められた先生で、1年前の「Fight On」NO.91にこのコラムの第1回が掲載され、その時にも興味深く読ませていただきました。
第1回では、ファイターズが今も続く高校生向けのクリニックを90年代半ばに他校に先駆けて始めたことは、領家先生の「新手一生」という教えから来るものであると紹介されていました。当時、関西学院の持つ技術やノウハウを日本のフットボール界に活かすことには周りの反対や批判もあったということですが、「意図としてそういった技術やノウハウをオープンにすることで、いつも新しい技術を開発し続けようと『さぼらず』に成長しようとする」ことが大事であると書かれていて、大変感動させられたことを覚えています。
今回の第2回では「無心になれ」というChapterがあり、この最後に小野ディレクターは「3連覇中のチームにとって切実なテーマ」と書かれています。「無心が一番強いんや」と先生はよくおっしゃっていたそうです。人間はあらゆる雑念を取り払い、「ゾーン」や「フロー」と言った究極の精神状態に入れた時に、身体が一番動ける状態になれます。今の我々にある雑念の中の一つには「3連覇しているディフェンディングチャンピオンという意識」もあるのかもしれません。しかし、あくまでも3連覇したのは過去3年の4年生が作り上げたチームです。今年の2014年度FIGHTERSが作り上げていっているチームは別のものであり、スローガンである「Challenge」、自分たちが「挑戦者」であるという意識を常に持って、自分たちの目標である「真の日本一」まで挑戦し続けていきたいと思います。もちろん、ただただ何も考えずにがむしゃらにプレーしただけで勝てるわけはありません。試合で無心となってプレーを行える、無心で体が動く、無心のうちに考えて自分の中でアジャストが出来るように、日々の練習から常に試合をイメージし準備しつくして、試合当日に雑念のない「無心」という究極の精神状態に近づけることの出来るように取り組んで行きます。
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次節から新商品のネックウォーマー、ニット帽、マフラーを販売します。そして3,000円以上のグッズをお買い上げのお客様にはFIGHTERSオリジナルクリアファイルをプレゼントいたします。是非お買い求めください。
また、前々節、前節からの引き続きの企画として、新しい等身大パネルが登場します。また、関学の女子学生にはFIGHTERSとキティちゃんのコラボシャープペンシルのプレゼントも行っています。是非スタジアムに足をお運びください。
【Next Game】
11月9日(日) vs関西大学KAISERS
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記事タイトル:無心という境地
(ブログタイトル:KGファイターズ 主務ブログ)
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