第55回ライスボウル初優勝 日本一記念 特設ページ



メニューコーチのコラム(攻撃)コーチのコラム(守備)統計記録(チーム/個人)選手コメント

 
 
動画コンテンツを御覧になるには、RealNetworks RealPlayerが必要です。
RealNetworks RealPlayer の無料ソフトをダウンロードをするには、下のバナーをクリックして下さい。


集合写真  関西学院大学アメリカンフットボール部ファイターズは2002年1月3日、東京ドームでのライスボウル・日本選手権で、社会人代表のアサヒ飲料と「日本一」をかけて対戦し、予想を覆して30-27で勝ち、初めての栄冠を手にした。ライスボウルが現行の日本選手権になった1983年以来、関学は4度出場していずれも敗れており、5度目の挑戦での悲願達成。学生の勝利は1996年の京都大学以来6年ぶり。最優秀選手(ポール・ラッシュ杯)にはQB尾崎陽介(経3)が選ばれた。


 序盤、関学の攻撃は進まぬばかりか、ファンブルし、そのまま先制のTDを奪われた。しかし、第2Qに入った第4ダウン、パンター榊原が中央へ突っ込むギャンブルプレーを成功させると流れが変わった。直後にRB杉原が3ヤードを走ってTDし、7-6と逆転。続くキックオフで、野田が強烈なタックルでファンブル(ターンオーバー)を誘い、QB尾崎が11ヤードのTDランに結びつけた。さらに、守備陣が社会人No.1のRB中村を抑えてパントに追い込むと、攻撃はノーハドルオフェンスを展開。尾崎がロールアウトから逆サイドへ方向転換し、39ヤードを走りきった。
 次の守備でも、主将のLB石田がRBのボールを掻き出し、攻撃権を奪取。この好機に、QB尾崎から榊原にパス、さらにRB三井へとボールが渡るスペシャルプレーでゴール前へ。最後は尾崎が1ヤードを飛び込んだ。攻守が噛み合い、8分間に4TDをもぎとって優位に立った。
 第3クオーターにFGで加点し、30-13とリード。その後も守備は石田やDL西村、LB星田、平郡、DB矢野を中心に好タックルを繰り返し、飲料の猛追を振り切った。



鳥内監督 さまざまな方々に支えられ、創部以来初のライスボウル優勝を果たすことができました。みなさまのご声援・ご支援まことにありがとうございました。
 今年のチームは、結成当初から石田力哉主将を始めとする4年生自身が「ライスボウル制覇」を目標に掲げ、真の「日本一」を目指してきました。高い目標を掲げることで自分達のレベルを最大限に向上させ、困難と思われていた大きな目標を達成しました。選手個々が成長し、素晴らしいチームが創られたと思います。選手たちにも改めてお祝いの言葉を述べたいと思います。
 ただし、選手やスタッフは、勝ったときこそ有頂天にならず、謙虚に自分を見つめ直してほしいと思います。人は成功すれば、必ず傲慢になります。そうならないためには、よほどの自戒が必要でしょう。そのことを肝に命じて、新たなステップに向かいます。
 今後ともご声援・ご支援のほどよろしくお願いいたします。
この特設ページは関西学院広報室の提供です。<作成協力:シーライヴ(株)> Copyrights(c)2002 KWANSEI GAKUIN All rights reserved.